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時計を合わせる

おはようございます、さいとうです。

気が付いたら、時計の時刻を合わせる場面が少なくなりました。置時計も腕時計もスマホも、時刻電波や時刻サーバから勝手に拾うのです。

昨日、うるう秒を廃止することを国際度量衡総会が決定したそう。直近の調整は、2017年でしたから日々の暮らしの中では気にすることはなかった「うるう秒は、「1秒を調整する」という秒単位での標準時刻の整え。

4年に1回、2月29日を設けて一日単位で調整する「うるう年」に対して、ずれが0.9秒を越えるときに1秒を追加するので「うるう秒」と呼ぶ。この「うるう」は漢字では「閏」としるし、余りを足す意味だそう。

「うるう秒」は、約半世紀前の1972年に導入され、過去27回の調整がありました。当初の12年間にわたり連続して「うるう秒」を足して調整されていましたが、2017年以後は「うるう秒」調整はされていません。

この調整は何と何に差が生まれている「秒のずれ」のか気になるところです。

簡単にいうと、地球の自転を基準とする「天文時」と、原子の振動を基準とする時間の「原子時計」との差です。

セシウム原子は一秒間に、91億9263万1770回振動し数千万年に1秒しかずれない正確なスケールです。となると「ずれ」が発生する原因が「天文時」側の影響だとわかります。導入時には、地球が自転する速度が遅くなる傾向にあったため「うるう秒」を足すことになったそう。

ところが、近年、地球の自転速度があがる傾向に転じている。

そこで「うるう秒」を廃止し、今後は1時間のずれが生じる際に「うるう時」にて整える決定だそう。1秒のずれを許容しなかった考えから、その3600倍にあたる1時間のずれまで許容するのですから、随分と大らかに思えます。

「1分」単位ではなく「1時間」とするのかは複雑な事情があるのでしょうが少なくとも、そもそも1時間の調整はサマータイムを導入している国や社会では時間単位の調整は馴染みのある慣習だから違和感がないのかもしれません。

さて、この「うるう時」にて調整されるのは数百年後の先だろうとの見通し。生きているうちに、出くわすことはなさそうです。

さ。

※雑感
「うるう」は、余りを足すものの意味をもつ言葉です。(一秒を足すから)「うるう秒」、(一時間を足すから)「うるう時」ならば(一日を足すなら)「うるう日」と言いたくなりますが、4年に1回の「うるう年」は違和感があります。ただ、今では馴染みがない太陰太陽暦では、太陰暦の一年が354日で約11日短いこともあり、(一月をたす)「うるう月」を3年1回、すなわち一年間を12か月を13か月として運用して調整をしており、その足される月を「うるう月」、その13カ月にて運用する年を「うるう年」と呼ぶ。現代社会で日々の暦としている太陽暦では、「うるう日」を足して運用する年を「うるう年」と呼ぶのだと腹落ちします。

EMIRPs Today(2026-10-16)#3033 時計を合わせる

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