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月: 2026年6月

  • 十円硬貨が10.5円の価値

    十円硬貨が10.5円の価値

    おはようございます、さいとうです。

     今、十円硬貨は、10.5円の価値がある。ニュースの見出しが、まるで、謎解きのようです。

     なんのことはない、AI需要などで値が上がっている銅市場の影響で、十円硬貨に使われている銅の含有量95%相当をもとに、現在の銅の取引価格に照らし合わせると十円玉が10.5円の価値になると言うことらしい。

     金の価格が上昇した際には、オークションで手に入れた金を含むジャンク家電や時計、宝飾品やアクセサリ小物などを買い集めて、溶かして金をまとめて採りだして実際にいくらになるのか収支を計っている動画が話題になりました。

     その作戦で考えるならば、十円玉を集めて銅として束ねて売却すると、5%の利益が出るという計算。もちろん貨幣に手を加えるのは法に触れる行為ですからそんなやんちゃな手管にのっかるのはご法度です、空想の中でのこと。

     価値の計り方は多様です。

     貨幣の価値はその額面が基準ですが、、古銭などは希少性からプレミアムがついて高値で取引されます。これはアンティークや骨董、限定品などの入手困難な商材や唯一無二の芸術作品などで価値が高くなる構図と似ています。

     今回の十円玉の件はプレミアム性による価値の高まりではなく、素材基準の尺度でみた場合の市場流通価値が、貨幣としての価値を上回ったわけですから、興味深い出来事です。

     「十円」よりも「銅」として見た方が価値が高い。

     資産価値を考える上で不動産などの税制評価基準で考えるものは多い。一方で税では捉えきれない価値のあるものも、世の中に多く存在します。山や森林、水源の価値などもそうですし、高齢化社会になり社会保障費や医療費が嵩む中で注目されているのは、健康の価値も重要性が増しています。

     社会通念や先入観を脱ぎ捨てて、価値の計り方を考えるべきなのでしょう。

     さて、十円玉を100万円分を持っていたら5万円、1億円分を持っていたならば500万円の利益が瞬時に生まれるじゃないかと邪な考えが浮かび、鞄の奥から、小銭入れを引っ張りだしました。

     最近は現金を使う機会が減っています、硬貨は百円と五百円玉だけでした。

    さ。

    ※雑感
    ところで、十円硬貨と同様の価値を計ったら、百円硬貨ではどんな塩梅か。百円硬貨の銀の含有率は60%。硬貨の重量が4.8グラムですから、百円硬貨一枚あたりに2.88グラムの銀が含まれていることになります。最近の銀の取引価格はグラム当たり400円ですから、むむむ、これは貨幣額面の5%アップどころではない。小銭入れに入っている百円玉を銀の価値でみたら、、、
    早とちりはよくありません。現在、発行されている百円玉には銀は含まれていない。銀が60%も含まれていたのは1959年から1966年まで発行された表面に稲穂の刻印がある百円硬貨です。当時の百円硬貨をお持ちでしたら、むふふ。

    ※日本銀行ホームページ
    現在発行されている銀行券・貨幣
    https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/valid/issue.htm#p06
    その他有効な銀行券・貨幣
    https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/valid/past_issue/pcoin_100.htm

    EMIRPs Today(2026-06-18)#2955 十円硬貨が10.5円の価値

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