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もう、2025年も半年が過ぎました。夏越の祓。
世界が騒がしかろうが、社会が変革しようが、地球が暴れようが、暦は弛むことなく進み、季節が巡ることを愛おしく感じるようにりました。歳のせいなのか、ようやく気持ちが大人になれたのかもしれません。
ふと思うのは、人間の営みの都合で決めた年月日としての暦よりも、地球の自転や公転、太陽の手綱に繋がる惑星の動きなどにより、地表に現れてくる季節と呼んでいる変化の方が、実は人の身体や心、さらには思考に大きな影響を及ぼしているのであろうこと。
好ましい状態が調うと、発芽し成長を始める植物には人知を超えた生物としての根源的な図りを感じますし、毎年、同じ時期に花を咲かせ種を残すその行動様式には、暦では表現しきれない次元の、もっと包括的で上位にあるべき壮大な時間軸が描かれているように思えてなりません。
さて、梅雨も明けるよう、そろそろ蓮の花が咲くころです。
早起きして、上野の不忍池まで足を運びました。何しろ、ハスの花はこの季節、しかも早朝を教えてくれるのです。朝は街が静かでした。銀座には人影も少なく、休日の朝の大手町はまだ眠りについていました。
小川町から湯島を抜けると不忍池です。広大な池を埋め尽くすハスの葉。両手で余るほどの大きな葉っぱ、中央の窪みには夜露が宝石のよう、表面張力でぷっくり丸まります、風が通るたびに、右に左に揺れていました。
蕾がいくつかもたげてきています、もうすぐ蓮の花で満たされます。
さ。
#2702-2722 2025年6月配信分
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