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カテゴリー: EMIRPs TODAY

  • 白梅とメジロと青空と

    白梅とメジロと青空と

    おはようございます、さいとうです。

     満開の白梅の枝に、二羽のメジロが戯れていました。番いだろうか、位置を入れ替えては花にくちばしを突っ込んでいました。

     草花にはミツバチや蝶など虫の類いを思い浮かべますが、寒い時期に花をつける梅の花にはやっぱりメジロが似合う。

     冬空の青に白い花、黄緑の小さなメジロが枝をちょこちょこと飛び移りながら花の中心をくちばしで啄む姿は、色彩の調和といい、身体を捻りながら動く姿といい、また、花と小鳥の頭の大きさのバランスといい絵になります。

     花の花粉を運ぶ方法はいくつかありますが、代表的なものは鳥媒花(ちょうばいか)と虫媒花(ちゅうばいかい)です、ちょう(鳥)とちゅう(虫)、語音は似ていますが、そこには花の戦略が表れている。

     例えば、梅は鳥が、桜は虫が媒介しますが、開花の時期には1、2カ月のずれがあります。まだ寒い時期にいち早く花を咲かせて小鳥たちを呼びよせる先手必勝の作戦をとる梅と、啓蟄も過ぎて暖かくなり多くの虫が活発に動き出してから花を咲かせて媒介者の群れを集める生存戦略をとる桜、面白いものです。

     そう言えば、先日三浦半島で見かけた菜の花には、ミツバチが集まってきていました。いち早く春が訪れた暖かい気候のおかげで、まだ立春も迎えていない寒い時期でも虫媒花が成立しているのは興味深い。

     ふと甘い香りが漂ってきました、ロウバイの香り。人の鼻をくすぐります。

     白梅のとなりで咲いているロウバイの木にはメジロも、他の小鳥も、虫の姿も見られませんでした。メジロたちには、白梅から漂う何かの香りを受けとめる高感度レセプターが備わっていて、白梅はそれを狙って香りを放っている。

     メジロたちはすぐ脇に人だかりができても、飛び立つこともなく、無我夢中で花を突き続けていました。魅力を発信することは大切だとつくづく。

    さ。

    ※雑感
     自宅から近い梅園は、梅が丘にある羽根木公園。直線距離ならば、5キロあるかないかですが、電車でいくとかなり遠回りしなければなりません。駐車場は少なく高いし、梅の時期はいつも混雑すると聞いて何回かは自転車で向かったのですが、これまた溢れんばかり。ふと等々力から梅が丘までバス便が出ていることを知り散歩がてらプチ・バス旅。始発から終点まで気楽なものでした。

    EMIRPs Today(2026-02-16)#2873 白梅とメジロと青空と

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