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投稿者: hiroshisaito

  • 南天が真っ赤

    南天が真っ赤

    おはようございます、さいとうです。

     しゃっ、しゃっ、しゃっ、外から箒で掃く音が聞こえてきました。玄関を出たら、お向かいさんが前の道の掃除をされていました。

     向かいの壁に沿って植えこまれた南天が、真っ赤に灼けた実をたわわにつけていて見事です。秋のこの時期は、うっとり眺めるのが朝の習わし。

     こういうのも借景というのでしょうか、我が家の引戸設えの玄関扉を開けるとまるで古刹の庭のような彩りが目に飛び込んできます。

     今秋は、先日からの冷え込みで南天の実が一斉に赤く目立ってききました。

     まだ実が緑色をしている間は枝葉の色に紛れて見えにくいものの、気温が下がり始めた途端に自己主張が始まり赤みが差してきて、やがて赤玉になります。その後、さらに灼けてくるのですが、赤が濃くなるというよりも、色が深さが増し赤の輝きが強くなる印象があります。

    「おはようございます、南天がきれいですね」
    「こんなにも大きく育って、細かい葉がたくさん落ちてしまって」
    「この木の上に乗った黄色い葉もきれいですね」
    「何という植物なのか下からずっと生えているの」
    「蔓で伸び上がっていますね、小さな花のあともありますね」

     南天とその天辺まで絡まる蔓植物、足もとには低木の植え込み、緑の葉と黄に色づく葉、そして真っ赤な南天が混ざりあい絢爛豪華、期間限定の共演です。長さは二間あまり奥へは一歩ほどの空間に秋のすべてが凝縮されて現れる。

     彩りを遠くに近くに眺めて指さしながら、しばしの紅葉狩りを楽しみました。

     おっと、朝の忙しい貴重な時間にお掃除の手を止めてしまったよう。

     「いつも、ありがとうございます」
    気持ちばかりですがお礼を伝えて出かけました。

    さ。

    EMIRPs Today(2025-11-10)#2811 南天が真っ赤

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