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投稿者: hiroshisaito

  • 公共サービスの統廃合も

    公共サービスの統廃合も

    おはようございます、さいとうです。

     大岡山駅に潜る間際、大銀杏が黄色くふさふさと膨らんで見えました。東工大の銀杏は例年見事だと思い浮かび、ああ、今は東京科学大学だったと。

     東京工業大学が東京医科歯科大学と統合して東京科学大学と改められたのは、2024年10月のことでちょうど一年前です。未だに頭の中では、東工大です。

     記憶への刷り込み効果は強固ですから、名称や物の名前、固有名詞を覚え直すには時間と労力がかかります。民間企業の合併や統合、吸収も盛んになる中、市町村の合併による名称変更、銀行名やそのサービス名もその類いです。

     市の名称では埼玉の浦和市と大宮市と与野市が合併して出来たさいたま市や、津久井郡の津久井町と相模湖町による相模原市など暮らしや生活の近くにある政令指定都市クラスの大きな街はまだ馴染みがありますが、遠く離れた場所や平成の大合併で生まれた小柄な町は数知れず、何しろ、当時3200余りもあった市町村は約1700へと変わったのですから、記憶にある地名と行政の市町村名とが違っていても当然だと頷けます。

     銀行の名前もそうでしょう。ネット銀行も数多く出現し、スマホのアプリ上では金融や資産、カード決済などの統合管理が進んでいますから、Z世代のみならず、すでに昭和世代であっても金融のスマホ利用が生活の拠り所になりつつあります。フジ、サクラ、ダイイチカンギョウ、トウカイなど旧都銀名を聞いても、ああそういうのもあったかもしれないと忘却の彼方かもれしれません。

     民間企業の合併に至っては、元の企業の名称を残す場合もありますが、往々にして新しいブランディングが図られて、名称の語感やロゴ意匠によって感じる雰囲気や印象ががらりと変わってしまっていることもしばしばです。

     少子化が進む先行きの中では、新規募集を取りやめる女子大が話題になるなど大学のサバイバルレースも相当に過酷な状況になっています。近隣に立地する大学でも、冒頭の東京科学大学や、武蔵工業大学と東横学園短期大学との合併により誕生した東京都市大学は記憶に新しい。

     人口減少や年齢構成の変化は、市場規模や産業領域に応じて常に変化しながら成長を目指す民間企業のみならず、行政の単位、生活サービスにおける金融や教育、今後は医療機関・病院、上下水や電力、通信など公共社会インフラ関連も統廃合が進むことは間違いないのでしょう。

     大銀杏の足もとには黄色い絨毯、学校名が変っても、美しさは変わらない。

    さ。

    EMIRPs Today(2025-11-25)#2821 公共サービスの統廃合も

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