おはようございます、さいとうです。
信号が点滅を始め横断歩道、制服にランドセルの女の子が走り込んできた。あらら、手提げ袋を持った婦人が追っている、誰もが急ぐ月末週末の朝。
背中からはみ出るランドセルを背負っていても、子どもは慣れたものでした。顔をしっかりとあげて、たった、たった、テンポよく足を繰り出して目の前を駆けて渡っていきました。
追手は次第に離されていく、速さに乗れないのはパンプスのせいか、スーツのせいか、整えられた髪形も気になるのでしょう、少し俯き加減に首を右に傾いで小走り、先に渡り切った子が足踏みしながら振返りました。
何でもない日常の行動における子どもの集中力は優れていると思います。もくもくとおもちゃで遊んだり、スマホで動画をみていたり、大好きなお菓子や食を貪るように食べる際もそう、その対象の他眼に入らないよう。
大きくなるにつれ、集中することが難しくなるのは、その時々に考える要素が多くなり瞬時に優先順位をつけて対峙すべきことを選択することが難しくなるからなのでしょうね。気になることがつぎつぎに思い浮かんだり、回りの目が気になったり、さらにはその先に起こるであろうことまでを考えて億劫になったり、二の足を踏んだり。
そんな時には、子どもたちに倣って、思い切って見る範囲を狭めたり、考える対象を目の前のことに限るようにしてみます。向き合うものことが明らかになり、ただ、ひたすら、それに取り組むことで事を進めるのが肝要。
にわかに「童心にかえる」ことは難しくとも、子どもの一瞬の集中力を生み出す行動様式に倣うことは案外と出来るものです。
さて、後追いの母親もなんとか信号が赤になる前に渡り切りました。ちょっと息があがっているよう、そっと子どもと手をつないで歩きだしました。
さ。
EMIRPs Today(2026-02-27)#2881 子どもの集中に倣う
