おはようございます、さいとうです。
ローマ字の表記の決まりが訓令式からヘボン式に変わるという。22日に告示されるというので、表記混乱も収束に向かうのだろう。
「名前をアルファベットで書くと「ひろし」は「Hiroshi」だ」と教えてもらったのは、おそらく、小学校の一年生くらいだったと思います。ローマ字との言い方も知らなかったので、正確には「英語で書くと」と覚えました。
学校でローマ字なるものが登場したときに驚きました。まず、ローマ字では、shiをsiと書くのが正しいと言われて、「英語で書く」と「ローマ字で書く」の違いも関係も曖昧で混乱したのでした。
ひろし=Hiroshiと書いていたものを、いきなりHirosiだと教わっても、何か、自分の名前の大切な部分が抜け落ちたような、大切なものを置き忘れてしまったような感覚になったことを思い出します。
先生に「し=siと書かないといけないのか」と尋ねるとそうだと言い、「shiでは駄目なのか」と聞くと「それでも読める」と言われ、これは、しんぶんしやひこうきがうまく言えずに、ひんぶんしやしこうきと言われて聞いても通じるのと同じようなものだろうと理解して、結局は、shiで押し通したのでした。
ところが、ローマ字表記の揺れはそんなちっぽけな話でも無かったのでした。
名前の表記だけでなく、地名や道路標識や駅の名前やらありとあらゆる所にあることを知り、訓令式とヘボン式が混在するしっちゃかめっちゃかな状態が、長らく続いていたことを知り、そんなものかと見過ごすようになりました。
平成になっても、令和になっても、道路の青看板や交差点名、駅名などの表記がたびたび書き換えられたりして、ローマ字に対してなんと大らかな文化なのだろう、外来語のカタカナ表記に揺れと同じようなもので、これこそが日本語のもつ外来言語文化の吸収力の強さだろうと感心するばかりです。
そうは言えどもヘボン式の方が素直で読みやすいように思うので、このローマ字の揺れが丸く収まるといいなあと思うのです。
さ。
EMIRPs Today(2025-12-17)#2837 siでは間抜けな気がして
