おはようございます、さいとうです。
先週は、連日4、5輪も咲いていた朝顔ですが、今日は空振りでした。暑すぎるのだろうか、葉もしょんぼり。がんばれと声掛けしながら水やり。
年初に予約注文が殺到して話題になっていたスズキの「ジムニー ノマド」が国内の出荷を停止していると報じられ、難しさがあったのかと気になります。このところ、米国との関税に目線を奪われた貿易の話題が多かったのですが、同モデルのスズキの取り組みは切り口が違う。
「ジムニー ノマド」はその名の通り同社の人気四輪駆動車ジムニーの派生モデルです。インドで生産して日本に向けて輸入するという取り組みも、長さを伸ばしつつコンパクトな中に居住空間と5ドアをまとめあげた意匠も、小型車のあり方を徹底して突き詰め、究めてきたスズキらしさに溢れているよう。
年初に受注を開始した際には、月販目標1200台に対して何十倍にあたる5万台近くの予約が入ったと報じられましたから、スズキ車ファンだけでなく、多くの消費者の琴線に触れた要素があるのでしょう。「ノマド」というペットネームも世界を股に掛けたクルマらしい。
今どきの新型車のセールスピッチに溢れている高級感や先進機能とは少し異なる価値軸の置き方が、かつてクルマに求められてきた多くの消費者層が重視してきた価格と性能や機能のバランスを取り戻したように感じるのです。
EVやHVが全盛の中で、1500ccのエンジン車にてインド北部の工場で生産されるグローバル戦略車と位置づけられ、日本市場へもインドからの輸出で供給する、いわゆる日本メーカーの輸入車は価格を265万円に抑えられています。
自動車産業が20世紀の世界経済を牽引した製造産業の一つであることは間違いありませんし、現代の社会生活において個人の行動においても、物流や流通においても欠くことのできない耐久消費「道具」であり、当面の間はその立ち位置や存在意義が変わることはないのでしょう。
一方で、道路整備や交通システムのような社会資本の整備普及や維持管理も重たくなってきていることも事実であり、「もの」としての経済と「使用」を支える経済を合算して考える必要があるのだと常々思うのです。
さ。
EMIRPs Today(2025-08-05)#2747 車の経済価値の計り方
