EMIRPs Todayに毎朝おつき合いをいただき、誠にありがとうございます。
暑中お見舞い申し上げます。
気温が40度を超えたと報じられても、以前より驚かなくなりました。この鈍さは、良いことだろうか、注意すべきことだろうか。
身体の暑熱順化は出来る範囲で上手に進めているつもりでも、知らず知らずにエアコンに頼ったり、水を取り過ぎて胃がしまったりするのですが、暑さに関する「情報」に対しては簡単に順化、順応してしまうのです。
最高気温が40度だなんて、小学生の頃に耳にしていたならば、まるで日本列島が赤道直下に引っ越したのではないかとドギマギしたことだろうと思うのですが、昨今の連日の暑さや気温40度という表現に何度も触れているといつのまにか脳は日常ごとのように理解してしまいます。
暑いや寒い、熱いや冷たいなど置かれた環境に人間が馴染むには物理的に対応しうる身体能力が必要であろうことに対して、目で見るもの、耳で聞くものなどによる知識としての情報に馴染むことの方が脳の適応力が高いように思うことがあります。
何度も見聞きした情報は、その良否や成否、良識や正義に関わらず、良く知っている情報のひとつとして脳は認識してしまうことは知られていますし、親しい友人によく似た別人に会うと、その人の性格や考え方に関わらず親しみを感じてしまうのは人間の心理上では起こりうること。
昭和世代は新聞やテレビなどいわゆるオールドメディアの発展とともに成長してきましたが、Z世代や令和世代にとっての情報源はすでにニューメディアに移っており、その結果、この脳が見聞きするものに対して反応する情報順化の特性の働き方やメカニズムが変化してきています。
それぞれのメディアに特性があるので良否で語るのは早計でしょうが、少なくとも、脳でおきる「情報順化」に対してニューメディアにおける高頻度な情報出現とそこでのコンタクトの多さは、一定の影響力をもたらすであろうことは、昨今の流行りごとやポピュリズムの現れなど日本に限らず世界各地で起きている社会の動きに垣間見れるように感じます。
なんだか脳内が熱くなってきました、少しクールダウンが必要なようです。少し冷やしてから考えてみよう、さながら夏休みの宿題。
さ。
#2723-2740 2025年7月配信分
| 2025.07.01 | ノウゼンカズラ | 2723話 |
| 2025.07.02 | 白金一丁目の空が広い | 2724話 |
| 2025.07.03 | ソフトクリームは夢物語 | 2725話 |
| 2025.07.04 | ツール・ド・フランス開幕 | 2726話 |
| 2025.07.08 | 暦の上ではまだ小暑 | 2728話 |
| 2025.07.09 | 市中でも神経戦 | 2729話 |
| 2025.07.10 | 脳力源を支える企業 | 2730話 |
| 2025.07.11 | 今年の胡蝶蘭は20輪 | 2731 話 |
| 2025.07.14 | 振替輸送より到達ルート | 2732話 |
| 2025.07.15 | 踏切を駆ける新型車両 | 2733話 |
| 2025.07.16 | 台の由来 | 2734話 |
| 2025.07.17 | 露知らずとならぬように | 2735話 |
| 2025.07.18 | 該当作なしという選択 | 2736話 |
| 2025.07.22 | 夏心のスイッチ | 2737話 |
| 2025.07.23 | 暑さで知る穏やかな食 | 2738話 |
| 2025.07.24 | 食品に求める機能 | 2739話 |
| 2025.07.25 | バチッとスズメバチ | 2740話 |
| 2025.07.28 | 波の音で整う | 2741話 |
| 2025.07.29 | 色で気持ちに涼をとる | 2742話 |
| 2025.07.30 | 川が流れる形にほっとする | 2743話 |
| 2025.07.31 | 夏休みの朝練 | 2744話 |
