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月: 2025年4月

  • オンラインカジノは「×」

    オンラインカジノは「×」

     「ポイ活」と初めて聞いたとき、ぽいっと何かを捨てるのかと思いました。縮めて呼ぶのも時代が育む時間効率重視、タイパ意識のせいなのでしょうか。

     総務省は、「インターネットトラブル事例集(2025年版)」を公表しました。これは「青少年のインターネット利用に係る最新のトラブル事例を踏まえ、その予防法等をまとめた「インターネットトラブル事例集」を、2009年から毎年作成・公表」(総務省)しているものです。

     今年度版では、オンラインカジノにおける賭博行為の違法性等を解説し、その周知を強化するチラシも作成したと言います。日本国内からオンラインカジノに接続して賭博を行うと犯罪と概念は理解するものの、海外のサイトに接続するネットサービスも数多くかり、そこでの決済も身近にあります。

     総務省は、オンラインカジノとは、つぎのように説明されていました。

     オンラインカジノは、オンライン上でゲームなどを行い、その結果に現金・暗号資産・電子マネーなどを賭けるもの。「カジノ」でイメージするスロットやカードゲームだけでなく、パズルや格闘技・スポーツの勝敗を競うものも。
    出所)総務省、インターネットトラブル事例集

     留意すべきは、「その国で合法なサイトでも、日本からアクセスして賭けると「賭博罪」などの犯罪行為」にあたること、また、「友達を誘ったり、広めたりするのも犯罪」である点でしょう。

     さらに解説は続き、「オンラインカジノの多くは、銀行口座にひも付いたアカウントを作り、ポイントを購入してゲームを行い、獲得したポイントを換金する仕組み」であると示されていました。

     ポイントや電子マネーは子どもでも手軽に活用できる決済手段であり、ネット上での地球儀を意識することのないバウンダリーレスな世界感覚をもつ世代にとっては、海外の合法賭博サイトを日本では違法だと認識するためには、ネットやデジタル決済の知識や技能だけでなく、「賭博」とは何かを知りその違法性を理解して向き合う必要があるということなのでしょう。

     「カジノ」という言葉にヒリヒリとする緊張や危うさを感じる人は少なくないと思いますが、「ポイント」を利用することは親しみを覚えるほど日常生活に馴染んでいます。

     せめて、言葉短縮や意味の拡大解釈でミスリードしないようにと思うのです。

    さ。

    ※雑感
     そう、「タイパ」も初めて聞いたときも、今でも、違和感がある響きです。コスパ=コスト・パフォーマンス、タイパ=タイム・パフォーマンスとは、頭で理解しても、素直に飲み込めない言葉のひとつ。個人的には、マイナ=マイナンバーもその類い、素直に腹おちしない言葉は受け入れを拒み、普及の抑制に働くように思うのです。「マイナでポイ活」なんて字面をみると、ため息がでてしまいます。
     さて、大阪ではIR(統合型リゾート)の建設に着手されたと報じられていま
    した。IRの中にはカジノも含んでいます。「リゾート」の拡大解釈に思えてなりません。

    EMIRPs Today(2025-04-16)#2672 オンラインカジノは「×」

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