おはようございます、さいとうです。
日曜日、前日の雨でチリが洗い流された空には、春の青さが広がりました。多摩川にも桜が咲いただろうか、近くの堤防を左岸右岸とぐるりひと回り。レジャーシートを敷いて、家族連れでお花見をする姿がちらほら。
愛知県で「ラーケーションの日」を始めるそう。
ラーケーションは「learning」と「vacation」による学習と休暇を合わせた造語。働く生活者が使う労働と休暇の「ワーケーション」の児童や生徒版。愛知県の発表によると、「ラーケーションの日」は、校外学習活動の日として「家族の休みに合わせて子供も活動できる」ように創設、準備されます。
対象は県内の公立の小・中学校と高等学校、特別支援学校で、「子どもたちが保護者等とともに、郊外(家庭や地域)で、体験や探求の学び・活動を、自ら考え、企画し、実行することでできる」とあります。
当面は、保護者がメール等で学校に届け出ることで「ラーケーションの日」をとることができ、年3日までをまとめてとることも可といいますから、かなり柔軟な運用を想定されているよう。2023年度の2学期以後順次進められる。
保護者が「ラーケーションの日」に子供と一緒に過ごすことは、愛知県が進める「休み方改革」プロジェクトの一環だと言います。「ラーケーションの日」の他にも、「県民の日学校ホリデーの創設」や「休み方改革マイスター企業認定制度の創設」なども企てられています。
さて、報道によっては、子供たちは「休みがとれる」と説明されていました。愛知県の資料をよく読んでみると出席の扱いになるよう。「郊外での自主学習活動であることから、学校に登校しなくても欠席とならない」とありました。
子供成長には学校の教育や学習意外の場も必要と常々思っていますので、この動きは歓迎です。ただ「休み方改革」よりも「学び方改革」が前面にでて欲しいと思いました。子どもたちも、保護者も、学び方を改める時代だ。
さ。
※雑感
またひとつ、教育現場に片仮名の制度が増えるのかと思ったものの、保護者がリモートワークやオンライン・ミーティングをしているのですから、子どもたちがラーケーションと呼んでも違和感はないのでしょうか。愛知県の導入が契機となり、全国に広がれば良いと思う動きです。
※愛知県の資料を参考にしました。
愛知県「休み方改革」プロジェクトについて/2023年3月16日
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/452097.pdf