EMIRPs Today(2023-02-16)#2144 図書館もデジタル

おはようございます、さいとうです。

読書のスタイルは、もうすっかり電子書籍、kindleばかりになりました。端末とスマホとPCと、本棚も栞も共有されるので便利なのです。

先日、川崎市立図書館が3月21日から電子図書館サービスを開始すると発表。このところ、各地の公共図書館による電子図書館サービスが目白押しです。図書館に足を運ばなくとも、スマホやPCで利用できるのですから便利。

電子出版制作・流通協議会のまとめによると、電子図書館のサービスが急速に普及していることがわかります。2020年1月時点では、導入は91自治体、88図書館でしたが、2023年1月には461自治体、1349図書館に増えていました。

直近三年間で370自治体と1250余りの図書館にて導入されたことになります。図書館数でみると全国の約40%の図書館で利用が開始されており、利用可能な人口は自治体の人口数基準で約55%に達するよう。

電子図書館サービスの普及に向けて、著作権に関する法整備や資料のインターネット送信に係る運用指針の策定などが進められてきましたが、すでに人口の半分を超える人が利用できるようになっているようです。

本屋のない自治体、いわゆる本屋空白地域が増えたり、紙離れ事情から絶版している希少な書籍や専門資料の再販が難しかったりする中、デジタルベースの電子図書館サービスの実現は、図書と生活者の接点を刷新しそう。

自宅のある世田谷区では、2020年11月から電子書籍サービスが始められており小説や参考書、専門書から雑誌まで揃えられています。毎月のように数十冊から数百冊も電子書籍蔵書が増えているのが分かります。

さて、最初に手に入れたkindle端末はもう数年になり、だんだん電池の持ちが悪くなってきました。何百冊も読ませてもらったのですから相当のタフガイ、そろそろ、お暇をあげても良い頃合いかもしれません。

電子図書館サービスも併用してみようかと思案中。

さ。

※出所)電子出版制作・流通協議会 ホームページ
電子図書館(電子書籍サービス)実施図書館(2023年01月01日)
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html