EMIRPs Today(2022-11-07)#2078 冬が始まった

おはようございます、さいとうです。

立冬、上着の両ポケットに手を突っ込み肩を丸めて駅に向かう濃紺の背広姿。東の空を染めるオレンジ色がきりりと冴える、ゆっくりと冬が始まりました。

手にも足にも指先に冷たさを感じると、そろそろ鍋料理を食べたくなります。店頭には、つやつやの白菜が並び始め、鍋舞台の役者は揃うのです。

とは言え、自宅の夕餉鍋ですから、お昆布でさくっと出汁をとって薄切り肉と野菜を炊く程度のこと。素材も手数も少なく整いますので、このところのお気に入りのぽん酢があれば、すっかりご馳走です。

この出汁をとり終えたあとの昆布、細く切り、野菜と一緒に食すこともあるのですが、昨夜は少しを手を加えてみました。いただきものの干しシイタケがあることを想い出し、そうだ、佃煮にしてみようと。

干しシイタケを戻している間に、昆布を食べやすい大きさに切り分けました。出汁をとる際に十分に水を吸っているので包丁がスススと入る。自家消費ですから多少のイビツさはご愛嬌、切手よりも少し小さい寸法が目安です。シイタケは軸を落として薄切りにしました。脇を固める役者は、針生姜を少々。

シイタケの戻し汁に少しを酢を入れて一度沸かしてから、役者をすべて舞台にあげて、黒糖、酒、みりんでしばらく炊き、適当を頃合いをみて醤油を足してあげました。昆布とシイタケの風味に甘い醤油の香りが絡まり、一気におばあちゃんの台所。水分が減るまで煮詰めると即席の佃煮が出来上がりました。

ふうふうと熱い鍋をつつき、箸休めに佃煮を摘まみました。
今年の冬も、楽しめそうです。

さ。

※雑感
料理をしている時に、仕事のアイデアを思いつくことが良くあります。仕事で使う脳と、料理で使う脳に似ている部分があるのでしょうか。対象物や名前、手法などは全く異なるのですが、香りや味、目から入る色や指先に伝わる食材の触感などが脳の刺激となり、仕事の立案や組み立て、方策、企てのパズルを解くヒントや導きになるように思うのです。まあ、食いしん坊魂がそう思わせるのかもしれませんが。