EMIRPs Today(2022-08-18)#2025 旅とお菓子は仲良し

おはようございます、さいとうです。

雨もぱらつく薄曇り、盆も過ぎて朝もずいぶんと涼しくなってきたよう。今年のお盆には、帰省や旅行も戻ってきたようでした。

観光庁が昨日発表した「旅行・観光消費動向調査 2022年4-6月期(速報)」では、国内旅行消費額が上向いてきたことが示されました。同期間における国内旅行消費額は4兆4190億円となりました。

同四半期で比較するとコロナ禍前の2019年の5兆9947億円の約3/4の規模まで回復してきており、2021年の1兆8557億円と比較しても2.4倍となりました。

〇4-6月期の国内旅行消費額比較(2019年を100%とした比率)
2019年 5兆9947億円(100%)
2020年 1兆0046億円(16.8%)
2021年 1兆8557億円(31.0%)
2022年 4兆4190億円(73.7%)
出所)観光庁、旅行・観光消費動向調査 2022年4-6月期(速報)

さて、この「旅行・観光消費動向調査」ではきめ細かく旅行関連消費が把握されており、旅行前の消費行動の中には「菓子類」という分類があります。そうだ、昭和世代にとっての遠足の約束「おやつは三百円まで」を調べてみよう。

統計区分では「日帰り」旅行、目的は「観光・レクリエーション」が「遠足」にもっとも近そう。「菓子類」の旅行前の平均購入額は388円でした。約1/3の人が事前にお菓子を買い込み、購入者の平均単価は1000円を越えます。

〇「日帰り旅行」x「旅行前>菓子類」の消費額
観光・レクリエーション 388円(購入率33.7%、購入者単価1,154円)
帰省・知人訪問等    1,174円(購入率47.1%、購入者単価2,491円)
出張・業務        205円(購入率18.5%、購入者単価1,194円)
出所)同上より引用

遠足のしおりの片隅に「おやつは、三百円まで」と書いていなくとも、数百円から千円程度のお菓子を手に、旅行に向かう人が多いことが分かりました。

旅とお菓子。幼いころの刷り込み効果なのでしょうかね。

さ。

※雑感
「おやつは三百円まで」は、その上限が二百円だったか三百円だったかは記憶が定かではない。「バナナを含みますか」、なんて漫才や漫談のネタになったりしましたから、昭和という時代を象徴する約束事だったのでしょう。お菓子屋さんも心得たもので、品定めに困った子供に上手な組み合わせを教えてくれたり、中身が見えるビニール袋に入れてくれたりしたものだ。令和の「遠足のしおり」にはどう書かれているのだろう。

※観光庁 プレスリリース
旅行・観光消費動向調査 2022年4-6月期(速報)
https://www.mlit.go.jp/common/001498059.pdf
集計表(速報)
https://www.mlit.go.jp/common/001498060.xlsx