EMIRPs Today(2022-08-09)#2020 ベルギービール

おはようございます、さいとうです。

ベルギービールの店があるのでそこにしましょうと近所の友人からお知らせ。自宅から歩いて行ける場所に、そんな専門店があるとは知りませんでした。

ベルギーに初めて訪れたのは1986年のことでした。ここがブリュッセルか。旅時間を急いで例の小僧とか観光名所を駆け足、冬の風は冷たいのに少し汗ばんできました。列車の時刻まで、広場に面する店で休むことにしました。

周りを見渡すと茶を飲んでいるのではなくグラスを傾けている人も多いよう。泡が載っているのでビールでしょう、良く知る黄金色の明るいものばかりではなく、焦げ茶色や赤い葡萄色のものまでありました。注がれているグラスも、ジョッキやコップではなく、脚付きでワイングラスのような形状でした。

ベルギーには数えきれないほどのビールの種類があり、チョコレートのように甘いものや酢のような酸っぱいものまでいろいいろあると言います。メニューには細かく説明が載っていますが、好みに合うものの見当がつきません。

予備知識もなく挑む初めてのベルギービールです、飲みやすそうな果実の入ったものを選びました。甘さとともに、えぐみとも苦みとも違う賑わいが喉を通りました。知っているビールとはまったく異なる類の不思議な飲み物でした。

さて、ベルギービールは久しぶりです。友人と待ち合わせした店は、十数席のこじんまりした設え、天井からは様々な形のグラスがぶら下がっていました。メニューには、ああ、あの時と同じだ、たっぷりと100種近くはある。

お店の人に教えてもらい、40年ぶりの一杯を選んでみました。
修道院で作られる銘柄、脚付きのグラスは聖杯を模したものだと知りました。

さ。

※雑感
ベルギービールの種類は、1000銘柄を越えるそうだ。ドイツやチェコのようにホップが豊富に収穫できる農産地でもなく、ワインの葡萄作りには冷涼な気候だったこともあり、独自のビール文化が育まれたのだと言います。アルコール度数が10%を越えるものも多く、また、数年の熟成を経て飲む習慣もあり、他の欧州地域のワインのような愛でられ方なのかもしれません。ベルギービールのことは別の機会に掘り下げたいと温め中。