EMIRPs Today(2022-04-19)#1947 2年で90兆円、仮想空間

おはようございます、さいとうです。

三月末に設立された「メタバース推進協議会」の設立会見が報じられました。「メタバース」、最近、耳にする機会が増えた言葉です。

「メタバース」とは何を表しているのでしょうか。まずは、言葉の成り立ち。

協議会によるとメタバースの「メタ(meta)」は「超越した」「高次の」を表し、メタバースの「バース」は「ユニバース(universe/宇宙)」を表すと言い、この2単語の組み合わせた造語が「メタバース」だとされていました。

では、それは何を意味するのか。次のように説明されていました。

インターネット上の仮想空間のことで、現実世界に体がありながらも、仮想空間で利用者が自由に行動できる空間のことです。
出所)メタバース推進協議会、「メタバースとは」より引用。

インターネットが、生活者の日常の暮らしに活用されるようになって久しい。メールやSNSなどの対話や情報発信だけでなく、多くの生活者がインターネット上で買物した経験もあり、預金や振込も、スーパーやコンビニの支払いも、電車やタクシーの支払いもネットを介しています。

先の説明に準えるならば、これらの活動はまだ「現実世界に体がある利用者が現実空間でインターネットを活用している」という段階なのでしょう。

同協議会のホームページには、メタバース市場は、2024年には90兆円規模にまで拡大すると説明されていました。現在、2022年ですから、いまから2年後に日本の国家予算に匹敵する規模になるという。

2022年春、メタバース市場はどれくらいの規模になっているのだろう。
2022年春、すでにメタバースに棲息する世代が描く絵を見たい。

さ。

※雑感
子供の頃、電話が普及し始めたときの様子を描いた絵をみて、不思議な感覚になりました。受話器を手に、座布団に正座し、頭を下げてあいさつしている老婆の姿でした。当時は、目の前に存在しない相手は、現実空間に存在せず、電話上の仮想空間にいたのでしょう。
2年で90兆円市場に達するか、越えるかもさることながら、将来、スマホやVRゴーグルを使って仮想空間で活動する姿は滑稽に見えるかもしれません。

※メタバース推進協議会 ホームページ
https://jmpc.jp/