EMIRPs Today(2022-03-07)#1917 うららかな引き潮あとさき

おはようございます、さいとうです。

東京にも、ようやく春一番が吹きましたね。

午後から風が強くなるとの天気予報だったので、午前中に朝活走をしました。金沢八景の平潟湾まで一気に南下するいつもの順路、やっぱり二時間でした。

石造りの四角い腰掛に座り、お握りふたつに齧り付きます。少しエネルギーが足りないだろうか、うららかな水辺を眺めながら日向ぼっこしました。となりには、投げ入れた浮きを見つめる釣り人がひとり。

お握りを食べている間も、浮きは湾内の平らな水面にじっと佇んでいました。ああ、釣りは辛抱強くないとできない、この釣り人もきっとそうに違いない。ふと彼の足元を見ると、魚籠から尻尾が出ていました。

「何が釣れるのですか」、尋ねてみました。少しだけ頬を緩めて、ささやくように答えてくれました、「鯛ですね」。ぼくの声が大きかったのか、彼の釣りに影響しただろか。今度は小声で「見てもいいですか」、「どうぞ」。

覗いて見ると、魚籠代わりのバケツの中に30センチくらいはありそうな立派な鯛が入っていました。他にも20センチほどの魚が六、七匹は入っていました。「大きいですね」、満面の笑みでうなずき、引き潮になり釣れる時間帯が過ぎたので引き上げるころだと教えてくれました。

さて、ぼくもそろそろ。湾口で浜に降りて潮干狩りしている男性がいました。笊を両手で揺すっています。貝を洗っているのだろう、じゃらじゃら、じゃらじゃら、殻がぶつかる軽快な音が橋の上まで響いてきました。大漁のようだ。

おもむろに来た道を戻りました。

さ。

※雑感
うららかな春の水辺。釣果を手に引き潮に引き上げる人もいれば、引き潮に貝を漁る人もいるわけです。暮らしも仕事も環境変化が大きい時代ですが、状況に応じて見合う動き方があるのだと感じます。
鯛釣りも、貝狩りも、群れずに一人で取り組まれていたのが印象的でした。