EMIRPs Today(2022-02-17)#1906 国内旅行もそろそろ

おはようございます、さいとうです。

第六波の波頭を越えて、まん延防止策も3月頭には終える方向が見えてきた。春休み、ゴールデンウィークには旅行に行けそう。

昨日2月16日、観光庁が「旅行・観光消費動向調査」を公表しました。2021年の日本人国内旅行消費額(速報)は9兆1,215億円、コロナ禍前2019年の約4割。

近年の推移を眺めてみましょう。平常時の目安として2017年から2019年までの3年間を取り上げると年平均消費額は21.2兆円、2020、2021年の平均9.5兆円。

暦年 国内旅行消費額(宿泊旅行+日帰り旅行)
2021年 9.1兆円(6.9兆円+2.2兆円)
2020年 10.0兆円(7.8兆円+2.2兆円)
2019年 21.9兆円(17.2兆円+4.8兆円)
2018年 20.5兆円(15.8兆円+4.7兆円)
2017年 21.1兆円(16.1兆円+5.0兆円)
出所)観光庁「旅行・観光消費動向調査」、2021年は速報

では、この間の旅行支出と旅行者数も合わせて眺めてみましょう。旅行単価は同3年平均が3万5500円、近2年が同3万4100円で大きな差異はなく、旅行者数の減少が、旅行消費額に直結していたことがわかります。

暦年 旅行単価/延べ旅行者数¥
2021年 ¥34,148-/2億6711万人
2020年 ¥33,993-/2億9341万人
2019年 ¥37,355-/5億8710万人
2018年 ¥36,462-/5億6178万人
2017年 ¥32,606-/6億4751万人
出所)同上、旅行単価:1人1回あたりの旅行支出

国内旅行消費は季節変動が大きい。消費規模を支えるのは7月から9月の夏季。2019年と2021年の四半期ごとの構成比を比べると次の通りでした。

暦年 通年(1-3月/4-6月/7-9月/10-12月)
2021年 100%(18%/20%/25%/37%)
2019年 100%(19%/27%/31%/23%)
出所)同上より試算

数字を眺めていて、ここでひとつ光明をみつけました。

通年で6割減となっている国内旅行消費額ですが、2019年と2021年を四半期別に比較すると、1月から9月までは6割から7割減で消費額が1/3程度でしたが、10月から12月は3割減で7割弱まで消費額が回復していました。

さて、今年の「啓蟄」は3月5日、まん延防止は3月6日までで調整との見方。2022年、虫ならぬ人が動き始める春になりそう。

さ。

※観光庁ホームページ
旅行・観光消費動向調査 2021年年間値(速報)/2022年2月16日
https://www.mlit.go.jp/common/001463925.pdf