EMIRPs Today(2022-02-28)#1912 いざ、レンバイ

おはようございます、さいとうです。

「この野菜は、レンバイで見つけたものです」、
ある日、鎌倉の小料理屋で聞いた店主の説明が気になっていました。

レンバイは、若宮大路と横須賀線が交差するあたりにある農産物直売所です。農家の方々が自ら生産した野菜を持ち寄って販売している市場だという。

鎌倉市農協連即売所は、レンバイという愛称でも呼ばれ、自家生産した鎌倉野菜や花などの農産物直売所です。
出所)鎌倉市農協連即売所ホームページ、ヘッダより引用

鶴岡八幡宮から海に向かい進んでいくと、少し擦れた看板が見えてきました。さっそく市場の前に自転車を止め、おもむろに足を踏み入れました。

コンビニくらいの大きさ、今時の店舗というよりは海の家か、小屋のようだ。骨組みの上に屋根と軒が設えられた簡素な造り。入口から続く通路には、両側に振るように膝丈ほどの平台がぽんぽんぽんと奥に続きます。

平台は、ひとつが一畳ほどでしょうか、次第に目が慣れてくると、台の上に整えて並べられた野菜が見えてきました。小蕪に大根、人参、漬物などもいつくかあるよう。早咲きの桜だろう、蕾がついた小枝も並んでいました。

初めて見る姿の野菜もぞろぞろ。指先ほどの細い大根は辛味だろうか、人参もつやつや赤く旨そう。隣りのご婦人が何やら指して半分もらえるか尋ねます。農主もなれたもの、はい、では100円ね、半分と言えども立派な大根でした。

近隣の農家が4班に分かれて日替わり交代で出店されているそう。7日で4班だから、平日も週末も順繰りに曜日が回ってくる。出店農家の使う平台の場所は反時計回りで動かしているというから、偏りを避ける公平な工夫が和やかだ。

今度は、お買物袋をもって来ることにしよう。
由比ガ浜に向かってペダルを回しました。

さ。

※雑感
レンバイの発足は、昭和3年(1928年)だそうですから、100年弱の歴史。ホームページによると、引き売りをしていた農家が、外国人牧師から「ヨーロッパでは、農家が自分で生産した野菜などを決まった場所で直接消費者に販売している」と聞いたことがきっかけとありました。
空調も、自動扉も、レジも、眩しい電灯もないけれど、新鮮な穫れたて野菜が並び、観光名所としてではなく近隣の方が買い求める流通は、文化だと思う。

※鎌倉市農協連即売所 ホームページ
http://kamakurarenbai.com/index.html