EMIRPs Today(2021-02-15)#1662 水仙畑

おはようございます、さいとうです。

2月は、たった二日か三日ほど短いだけでなのに、15日はもう下旬です。一気に月末を近く感じてしまいます。

大観覧車の足元には、白い水仙の花畑が広がっていました。少し高いところに設えられた長椅子には老夫婦が肩を並べてじっと花を眺めていました。

葛西臨海公園の水仙は、最盛期を少し過ぎたよう。いくつかの区画に植栽されており、日当たりの加減か、水の周り方が違うのか、まさに真っ白に香る畑とすでに花が疎らになっているところがありました。

水仙の学名は、Narcissus(ナルキシス)。水面に映る姿を恋した美少年のギリシャ神話のナルキッソスに由来するそう。自己陶酔や自己愛をを表すナルシシズム、ナルシストと語源は同じです。

早春にまだ辺りに春の草花が咲き始めるよりも一足早くに、ほんのりと甘い香りを漂わせながら可憐な姿を見せてくれる水仙。しゅっと細長い葉は青々としており、白と緑の対比が美しさが際立ちます。

しばらく、目の前の花に見とれていたのですが、萎れた花びらが見当たらないことに気が付きました。しぼんで下に落ちているのかと覗きこんでみましたが見当たりません。2,3区画離れた畑に田植えのように中腰で作業をする姿がありました。枯れた花びらを取り除く手入れをされているようでした。

美しい風景には、理由がある。
自己愛だけではないようです。

陽が高くなり風も凪いで、2月だというのに身体がぽかぽかしてきました。となりのベンチの老夫婦は、いつのまに船をこいでいるよう。目の前を、半袖姿の親子連れが走り過ぎていきました。

さ。

※雑感
水仙はヒガンバナ科に属す球根植物ですから、秋に赤い花を咲かせる曼殊沙華と近い種なのでしょう。美しい姿と裏腹に毒があるので食用には適しません。ラッパのような花形が面白くて、小さいころに早くに覚えた花の名前の一つ。