EMIRPs Today(2021-01-29)#1652 トヨタ953万台、強し

おはようございます、さいとうです。

28日、トヨタが2020年の自動車販売が953万台であったと発表しました。前年比89.5%で9年ぶりの前年割れというものの、コロナ禍でも無双っぷり。

少し掘り下げて見てみましょう。

トヨタグループの世界販売台数には、トヨタとダイハツ、日野自動車分が合算されて計上されます。グループ935万台販売のうち、トヨタは870万台です。トヨタの870万台のうち、国内販売は150万台ほどで約17%、八割以上の車は海外で販売されており、昨年は719万台の扱いでした。

海外では中国市場が前年比110%で販売量をけん引したといい、国内は前年比93%でした。その結果、2019年は国内販売規模と中国市場での販売規模が約160万台で拮抗していましたが、2020年は中国販売180万台が日本販売150万台を凌駕し約1.2倍になっています。

販売地域 2019年 2020年
国内販売 161万台 150万台(93%)
中国販売 162万台 180万台(111%)
出所)トヨタ、プレスリリース

気になるのは「電動車」の扱い。トヨタの電動車には、電気自動車EVの他に、プリウスに代表されるハイブリッドHV及びPHV、先日モデルチェンジしたミライで知られる燃料電池車FCVが含まれます。

2020年は電動車の販売が196万台に達していました。2019年には全販売の約20%であったものが2020年には約23%まで増加。これは、国内の電動車販売は対前年比84%程度に留まったものの、北米118%、アジア123%と拡大しました。

トヨタグループの2020年の世界販売953万台は、ドイツVWの930万台数を抜いて世界トップとなり、その強さを見せつけたのでした。

さて、昨日、自動車市場をけん引するもう一社であるGMがプレスリリース。2035年までに小型車をすべて電動車にすると言います。さらに、2040年には、炭素排出量をゼロとするカーボンニュートラルを目指す。2035年の電動車にはハイブリッド車も含むようですが、その先はカーボンニュートラルです。

世界経済回復を牽引する産業・商材の一つがEVモビリティであることは確実ですが、その上位の主題は「カーボンニュートラル」ということでしょう。

さ。

※出所
1.トヨタホームページ
トヨタ、2020年のグローバル販売、前年比89.5%を確保/2021年01月28日
https://global.toyota/jp/company/profile/production-sales-figures/202012.html

2.GMホームページ プレスリリース(英語)
General Motors, the Largest U.S. Automaker, Plans to be Carbon Neutral by 2040
2021-01-28
https://media.gm.com/media/us/en/gm/news.detail.html/content/Pages/news/us/en/2021/jan/0128-carbon.html