EMIRPs Today(2020-12-28)#1632 マスクの錯覚

おはようございます、さいとうです。

今日、12月28日を仕事納めとする職場も多いことでしょう。電車にはいつもの半分くらいの乗客でした。すでにお休みモードのようです。

週末に所用で品川駅に降り立ちました。午後なのに始発の時間のようでした。乗り換え通路も改札付近も人影は疎ら、自粛の呼びかけ効果なのでしょう。乗客も少なかったのですが。

隣に座った二人連れのご婦人は、よほど嬉しいことがあるのか、ひさしぶりのお出かけなのか、おしゃべりに夢中でした。もちろん、マスクを着けてはいるのですが、通る声の会話は静かな車両いっぱいに響き渡っていました。

「密にならないように、いつも気を付けているのよ」
「そうそう、数人のグループがいるとテーブルを離してもらうの」
「お買い物の時も、周りに人がいると近づかないわ」

途切れることのない話は、いかに自分が感染予防対策を万全に心掛けているのかを外食の場面、買い物のとき、仕事場のことなど、生活に登場するであろうありとあらゆるシーンにおいての気の配り方を交互に披露していました。

その気遣いを今周りに向けてみたら良いのにと思いつつ、イヤホンを出そうと鞄を探りましたが見つかりませんでした。車内アナウンスが流れてきました。マスクを着用し会話を控えるようにとのお願いを丁寧に訴えていまいた。

「ああ、お腹がすいてきたわ」
「私も、朝ご飯を食べる時間がなかったの」
「何を食べようかしら」

ご婦人たちのおしゃべりは、まだまだ続くようでした。
ぼくは、次の駅で電車を降りました。

さ。

※雑感
衛生観念は人により感じ方が異なるのだとつくづく思います。ぼくはマスクを着けるとアレルギーのせいか鼻がぐずぐずするので、周りに人がいない時は、なるべく外しておきたいのですが、そうもいかない。
マスクを着けておけば予防の手当は万全だというのも違うように思いますが、年末年始に気が緩むとおしゃべりも弾むでしょうし、今一度、気を引き締めて過ごそうと思うのです。