EMIRPs Today(2020-11-11)#1600 折衷あん

おはようございます、さいとうです。

お菓子をもらいました。こし餡薄皮の饅頭をチョコでコーティングしてある。和と洋の甘い魅力を一挙両得にする企みは、和洋折衷ということか。

折衷を調べると、いくつかの良いところを取り入れてひとつにまとめ上げることとあります。衷は、中ほどで偏らないことを表す文字ですから、主義主張や考え、特性の良いところの中ほどということでしょう。

では、折はどういう意味を持つのだろう。

交渉に折れる、折れたという表しがあるように、折るには主張を取り下げたり抑えたりする意味があります。折り合いをつけると聞くと、どこか主張や要求を下げながら妥協点を探る引き算の印象を持ちます。

折衷は、主張を抑えて受け入れられる頃合いを探る折り合い引き算ではなく、良いところを足したり掛けたりして、その中ほどにある納得しうる塩梅を探ることに意味があることを表しているのでしょう。

「折り合いをつけよう」あるいは「折衷案で行こう」と言う場面を思い返すと、主張が強くぶつかってどちらもが引かないとおさまりがつかない場合は前者を選んで、それぞれの考え方に良いところがあって長所を上手に活用することにより、新たな価値や策を見いだしたい時に後者を使ってるように思います。

黒い箱を開けて、濃い茶色に丸ごと覆われた細長い饅頭をつまんでみました。口元に運ぶとチョコレートの香り、齧ると餡子の風味が口に広がりました。

んん、これは折衷「餡」だ。

さ。

※雑感
米国の大統領選の行方を眺めていて、つくづく、どちらかに決めなければならない事案の難しさを感じます。ましてや、得票数だけに限ると両者とも、過去のどの大統領よりも多くの票を得ておりその数は7千万票を超えるている。なにしろ、フランスやイギリス、タイ等の一国の全人口を凌駕する規模です。勝ち負けをどちらか決めるというよりも、調和を旨とする折衷案式の方が、ぼくは好みだなあ。いや、折衷「餡」が一番かも。