EMIRPs Today(2020-06-22)#1504 羊飼いと狼

おはようございます、さいとうです。

週末、ひさしぶりに都県境を渡って横浜までポタリングしました。優しい潮風が吹き込むカフェで、ひとやすみ。遠くに風力発電が回ります。

19日に、総務省がコロナをテーマにした情報流通調査の報告をまとめました。5月13、14日に、ウエブアンケート形式で調べられた結果です。果たして、この事態に多くの人は、何を信じたのでしょう。気になって読んでみました。

まずは何を信じたのか、使われたメディアは上位から次のように並びます。
・民間放送(71.6%)>Yahoo!ニュース(62.6%)>NHK(50.5%)
ところが信頼できる情報源やメディアを順に並べると次のようになります。
・NHK(43.7%)>政府(40.1%)>民間放送(38.0%)

民間放送は情報源としては70%超が利用するのに、信頼は40%を切るのか。

また、いわゆるフェイクニュースやデマについても調べられています。問いは至ってシンプルで、例えば「新型コロナウイルスは熱に弱く、お湯を飲むと予防に効果がある」のような予め準備された17の間違った情報や誤解を招く情報について、「正しい情報だと思った・情報を信じた」かを尋ねます。

約30%の人が、一つでも「正しい情報だと思った・情報を信じた」を選んでいます。若い世代ほどフェイクニュースやデマを信じた人の割合が高く、年齢とともに低下する傾向にあります。

年齢層  一つでも信じた
15~19歳 36.2%
20~29歳 34.4%
30~39歳 31.7%
40~49歳 29.4%
50~59歳 25.8%
60~69歳 20.0%
全年代  26.8%

この数に、さらに、ひとつでも「正しい情報かどうかわからなかった」を選んだ人を足すと、実に全体の約77%の人が該当することになり、全年代を通じて70%を超え、判断がつかない情報に触れた人が思いの外に多いことが浮き彫り。

年齢を重ねるとともに、
「俄かに信じることはないが、信じて良いのか判断に窮する」、
ようになるということかもしれません。

まだ温かいデニッシュの中には、ブルーベリーのジャムがたっぷり。
淹れたての珈琲と一緒にいただきました。
美味礼讃。ほんものでした。

さ。

※データは、総務省「新型コロナウイルス感染症に関する情報流通調査 報告書」より引用しました。

※雑感
報告書には、他にも興味深い内容が溢れていました。
フェイクニュースやデマは、「Twitter」(57.0%)や「ブログやまとめサイト」(36.5%)で見かけたという答えが上位に来ます。
情報を共有、拡散した経験では、若い世代ほどその傾向が強く、なんと30歳未満では40%を超える人が共有、拡散したと答えています。
情報流通が溢れる時代には、自分で審美眼を磨く必要があるとつくづく。

※総務省 ホームページ
新型コロナウイルス感染症に関する情報流通調査 報告書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000693280.pdf
(概要)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000082.html