EMIRPs Today(2020-06-16)#1500 夏みかんの皮

おはようございます、さいとうです。

冬場にたくさん実る蜜柑の名前を尋ねると、「夏みかん」と教わった。幼い耳にも聞き間違いでないことくらいわかるから、どこが夏なんだよと。

先日、寝かせてあった夏みかんが甘くなったからと箱で送られてきました。早速、皮を向いて食べてみると果汁もたっぷり、爽やかな甘さでした。

残った皮を眺めると傷みもなく意外ときれいで、厚みもそこそこあります。家庭の果樹なので農薬の心配もないのでオレンジピールを作ってみることに皮の汚れを取り除き、食べやすいように7、8ミリの幅に切り整えました。

何度か吹きこぼしてあげるとやがて外皮は半透明になってきて、その裏側にある白い中果皮(アルペド)も、オレンジ色に染まってきました。あとは適当な量の砂糖を入れて煮詰めていくのですが、今回はてんさい糖を使いました。

しばらく煮てあげて、おおよそ浸透したら火の仕事はおしまい。あとはトレーにならべて表面がさらっとするまで自然乾燥、そう干します。売り物のように柔らかいうちに粉砂糖をまぶしても良いのですが、なるべく自然な風合いに仕上げようと自然仕上げに徹しました。五日ほどで表面がからっとしました。

口に放り込み噛んでみました。HARIBOのくまグミより噛み応えがあるけれど、スルメイカよりは柔らかい。何度か噛み進むと口いっぱいに蜜柑の薫りが広がりました。2、3個も食べると部屋中に香りが漂います。舌先に少しぴりぴりとするリモネンの刺激が、ゆっくりと薄れていく余韻も楽しい。

初めてのオレンジピールづくりにしては、なかなかの仕上がりににんまり。

夏みかんピールはBECKのガラス容器いっぱいに作ったのですが、蜜柑の風味とリモネンの刺激が癖になり、日に日に減ってきました。

夏みかんのピールは、梅雨みかんピールで終わりそうです。

さ。

※雑感
蜜柑の皮にはリモネンという油分が含まれています。ゆず風呂で身体があたたまるのはこの成分のおかげだそう。消化機能を助けたり、抗菌の作用したり、ウイルスや感染症にも効果があるそうです。レモンや金柑などを食べたあとの刺激も、蜜柑の皮をむいた時のあのすっとした感じもリモネンだそう。

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今朝のコラムで、通算1500話になりました。いつもお読みいただき、また、ご意見やご感想などをお寄せいただき、誠にありがとうございます。励みになります。感謝。
一人の感性を通して社会の移り変わりを継続的に見ておくことにより、視点や立ち位置にぶれのない現代の記憶もできるように思います。まあ、書くことと同じくらい食べることも好きですから、少し、食いしん坊に寄っていることはご容赦ください。