EMIRPs Today(2020-04-09)#1456 老婆の話し相手

おはようございます、さいとうです。

いつもは開店準備に忙しいスターバックスも今朝は静まりかえっていました。扉の内側に置かれた黒板に「当面の間、営業を休止いたします」と、ポツンと。

コンビニのレジでは、80代半ばくらいの老婦人が店員と話し込んでいました。サンダル履きで手には牛乳と新聞、近所の方なのでしょう、時折見かけます。話し声は店内に響きわたり、聞き役の青年店員はうんうんと首を縦に振っています。

このお婆さんは、きっと誰かと何か話をしたいのだろうなあ。

複数人数が互いに話をすることが会話であり、二人が向き合って話をすることが対話だとすると、お婆さんが求めているのは対話だと思うのです。誰かと向き合って、自分のことを聞いて欲しいのではないだろうか。

テレビを点けても、新聞を開いても、人生で聞いたことがないような出来事のあれやこれやが溢れている上に、不要不急の外出は控えるようにと知事の声に、毎朝の買物がせめてもの貴重な外との情報交換の場なのかもしれません。

精算を済ませて珈琲用の紙容器を受け取っても、彼女はまだ熱心に話をしていまいした。ぼくが大きいサイズに淹れ終わるころ、お婆さんが店を出ていきました。

「人と人との接触を最低7割、極力8割削減」。

情報リテラシが高くて活動力ある世代でも、しんどいなあと思うのですから、年配の方々が感じる不安や負担は相当のものなのでしょう。待ったなしで、心のケアが必要なように思いました。

さ。