EMIRPs Today(2020-04-06)#1453 蕾が咲き終わる前に

おはようございます、さいとうです。

出社してみると、窓からの朝陽を受けた胡蝶蘭が二輪ほど開いていました。今年も咲いてくれました、これから5月ごろまでは楽しめそうです。

日曜日の朝、商店街のドラッグストアに開店待ちの客が並んでいました。まだ開店まで一時間以上もあるというのに、店舗前の歩道にはすでに10人くらいが列を造っていました。

緊急事態が出された際に何が起きるのか、ネット上を駆け巡る情報だけでは、解りにくいことが多くて、ただ不安が先行してしまっている表れでしょう。

NHKのまとめによると、知事ができることは次のように整理されています。

【イベント】特措法の45条2項による。
ー開催しないよう「要請」し、応じない場合は「指示」できる。
【休校】特措法の45条2項による。
ー学校の休校を「要請」または「指示」できる。
【店舗や施設】特措法の45条2項による。
ー「多数の者が利用する施設」の利用制限や停止を「要請」できる。
【マスク】特措法の55条による。
ーマスクなどの物資の売り渡しを「要請」でき、応じない場合は強制的に収用できる。
【行政が強制的にできること】臨時の医療施設をつくる場合に土地建物の所有者の同意を得ず使用できる。
出所)NHK、「緊急事態宣言」が出た場合 東京都の対応より抜粋

一般生活者の外出については、「都道府県知事は、生活の維持に必要な場合を除き、みだりに当該者の居宅又はこれに相当する場所から外出しないこと、その他の感染の防止に必要な協力を要請することができる」(特措法の45条)とありますから、外出自粛の要請ということ。

民間企業を強制的に休業させる規定はないそうですし、公共交通機関を止めたり道路を封鎖する規定もない中で、緊急事態宣言が出された場合には、生活者も、企業も、自制と自律が求められる。

さて、オフィスの胡蝶蘭には膨らみかけた蕾があと6つほど並んでいます。花を咲かせてくれるうちに、落ち着いてくれることを切に願います。

さ。

※雑感
所用を済ませた帰路、例のドラッグストア開店待ちの列の最後尾は、駅近くに届きそうなほど、優に100人は超えていました。前の人と離れることもなく、びっちりと連なる列の様子に、自制や自律の難しさを感じました。

※「多数の者が利用する施設」の主なもの
映画館、展示場、百貨店、スーパーマーケット、ホテル、美術館、キャバレー、理髪店、学習塾。ただしスーパーマーケットのうち、食品、衣料品、衛生用品などの生活必需品の売り場は営業を続けられる。

※本コラムは東京都小池都知事の会見、NHKの新型コロナウイルス特設サイトなどを参考にしました。