EMIRPs Today(2019-11-27)#1369 少し高く少し広い舞台

おはようございます、さいとうです。

京都ってこんな広いんだっけ、思わず息がもれました。
清水の舞台より大きい展望台からは、京の盆地が両手一杯に拡がりました。

一市民でも、眺望を俯瞰するその瞬間は見渡す限りを独り占めできますから、まるで天下を取ったかのように気分が上がるから不思議なものです。それ故、各地にある展望台は観光の目玉として人気が続くのでしょう。

何年か前に、京都東山にある将軍塚に大きな展望舞台が出来たと聞きました。頂上の駐車場近くには展望台があり、京都観光地の一望も、碁盤の目の夜景もできる人気の場所。そこにさらに展望台と聞き、おやなぜと思っていました。

少し時間があったので立寄ってみることにしました。かつて良く通っていた走り慣れたくねくね道を運転し数分で頂上に到着しました。頂上駐車場の右手の奥、青蓮院が建立した青龍殿にその舞台は造らていました。

青龍殿は、北野天満宮前にあった百年前の建物を移築されたものだそう。拝観料を払い建物の横から表に回り込むと木造の舞台が広がっていました。

右手には比叡山がそびえ、その手前には送り火の大文字が、その左横には、下鴨神社の糺の森(ただすのもり)、正面には京都御所の木々が隆々と繁り、そこから南側に河原町の繁華街や京都タワー、京都駅が見えました。

かの「清水の舞台(きよみずのぶたい)」と比較すると次のよう。標高は、清水の舞台が120メートルほどに対して将軍塚は216メートルの高さ、舞台の面積は、清水の舞台が190平米に対して将軍塚は1,046平米で5倍近くあります。

清水の舞台からは、直線距離にすると1キロも離れていない、この舞台。
少し高く、少し広い舞台で、圧倒的に「天下を取った」気分になれました。

さ。

※雑感
将軍塚は、京都に平安京が遷都された時に、将軍の像を造営したことに由来するそうですから1200年超も続く場。京都の栄華や動乱をずっと見下ろしていた場だと思うと、感慨深いものがありました。
自分が大舞台から観ているのは、その歴史のほんの一瞬ですから。