EMIRPs Today(2019-11-08)#1356 東京ナイトクルーズ

おはようございます、さいとうです。

今日は、立冬。
空が高くいっぱいに澄み渡る朝が、日に日に増えてきました。

冬が近づく東京湾を、小型プレジャーボートに乗ってナイトクルーズしよう。小型船舶の免許を持っているわけではないので、操船はおまかせです。「私が本日の運転手を務めます」、鯔背なあいさつに気分があがりました。

都心近くにマリーナはいつくもありますが、東京都心から最も近いものは、勝どきでしょう。大江戸線の駅からも歩いていけるマリーナは、中高層のマンションが立ち並ぶ住宅街の一画にありました。

道路側から前を通っただけでは町のカフェかなと思うような店構えですが、コーヒー客を横目にカウンター沿いを奥に進むと、運河が現れました。

風速が11メートルあったが今は治まったこと、風は南から吹いているので湾口に向かう往路は少し揺れる見込みだが、帰路は追い風になるので快適であろうことを教えてもらいました。風速11メートルですから、時速に換算すると約40キロということ、原付バイクを追い越す風だ。

大手町界隈を車で通ると高層ビルが両側に迫り来ていわゆる都会を感じますが東京湾に抜けるまでの運河では、ビル群の攻撃的なギラギラ白明りではなく暖かい黄色が灯されたマンションの居間が積み並んでいました。もう、団欒が始まる時刻だろうか、運河特有の穏やかな水面をつるつると進みました。

解体の進む築地を越えると、360度のどちらの方角にも視界が広がりました。あれは日本橋のあたりか、こっちは汐留、新橋、東京タワーも見えている。レインボーブリッジが夜空に滑走路を描き、お台場が宇宙船のように浮かぶ。

水面からほんの数十センチのところに据える低い目線は、小型艇の独壇場。夜の海が視界の手前にあるものをすべて漆黒に塗りつぶしてくれているので、都会の煌めきをより一層、際立たせるのかもしれない。

ああ、海から眺望する東京の夜景はなんて美しいのだろう。

「来月は、あの辺りで花火を観られます」。
そうなのか、夜景と花火を一緒に楽しめるなんて。
大気が澄み渡る季節の東京ナイトクルーズ。魅力は計り知れません。

さ。