EMIRPs Today(2019-09-05)#1315 現金は安いか高いか

おはようございます、さいとうです。

カタンッ。書斎でパソコンに向かっていると郵便函が鳴りました。最近は、宅配もサイン不要のポスト投函が増えたように思います。

増税開始を前に、ヤマトが個人向け宅配便の新料金を発表しました。キャッシュレス決済に比して、現金払いは10円単位で端数分を切上げ。現金を使う方が高い、実質値上げになる体系を提起しています。

良いことだと思うのです。
宅配便等の荷物の受渡しで受領者の確認署名を必要とするルールは、投函配送などで随分と緩和されてきたわけですが、それでもコストのかかる配送工程はいくらでも残っています。

ちょっとした買物でも店頭に行くよりもネット通販で済ませる場面が増えましたが、注文をなるべくまとめて配送機会を減らすとか、投函受取できるようにするとか、対面を前提とする受取人払い使わないとか、生活者目線での小さな気遣いは心掛けています。

一方、決済に関連する運用コストは事業者内で発生する業務も多く、利用者である一般生活者からはなかなか見えにくいものですが、キャッシュレス決済へと移行すると、現金管理のわずらわしさだけでなく業務負荷も随分と減ることは間違いないでしょう。

先日、あるレストランがカード決済の場合はコース料金が高くなるとの話を受けましたが、違和感を感じました。日銭商売をされていて、なおかつ仕入れ調達代金などでまだまだ現金決済が幅を利かせている業界ならではの考えでしょうが、それもあと少しの日々でしょう。

10円玉を握りしめた公衆電話が、いつしかテレフォンカード式となりあれよあれよという間に公衆電話が撤去されて行きました。電話ボックスなんて、ブラウン管テレビ並みの珍しさですから。

小売店や飲食店から、現金レジが消える日も近い。

さ。

※雑感
会社を始めたころにいくつか試してみたかったことがあります。
その一つが、企業内で扱う現金を排除することがあります。20年ほど基本方針を貫いていますが、業務負荷が少ないことは間違いありませんし、むしろ当社のスタッフは事務所内で現金を扱うことに違和感を感じるように思います。