EMIRPs Today(2019-05-10)#1233 DX時代の射幸心

おはようございます、さいとうです。

あれよあれよと、金曜日です。
週に一日お休みが入るだけで、働く時間密度を詰め詰めにしてしまうのは、まだまだ休み方が下手なのだろう。嗚呼、精進精進。

昨日の五輪チケット受付は、サイトがかなり混雑したと報道されていました。一定の受付期間が設定されていても開業早々に来客が集中したのですから、同チケットはきわめて訴求力の高い商材なのだと思います。

抽選制だと知っていたとしても、我先にと向かうのが消費者心理。ある意味、これだけ集中したということは健全なのかもしれません。

射幸心(しゃこうしん)という考え方があります。「幸運を得たい」と思う願いや感情を表す言葉で、社会や文化の伝承には、切り離すことはできない人の心理のひとつでしょう。

現代社会では、射幸心やあるいはそれの程度を図った射幸性などの言葉は、賭博や公営ギャンブルにて用いられることが多いので、賭博や風俗業界の専門用語のように感じますが、本来はもう少し根源的なものだと思います。

射幸心や射幸性は賭博や風俗に限らず、宗教や祭りなどの基礎となる考え方として使われてきたものです。一方、現代生活ではショッピングや娯楽、飲食、旅行等の消費行動やあるいはそこでの営業や販売促進活動においても、大いに理解して対処すべき生活者、人間の特性の一つだと思うのですよね。

ネットを通じた情報流通やサービス提供が全盛になってきた昨今では、ネットサービスやデジタル基盤に適した新たな「射幸」の捉え方を整理して、社会システムを動かすメカニズムの一つとして理解すべきと思うのです。

さ。

※雑感
商品画像を映画やテレビなどの映像の中にフラッシュのように挟み込むと、それをみた観客はその商品を求める行動をとるという、潜在意識を刺激するサブリミナル効果は規制されました。
射幸心や射幸性は、情報流通速度の遅かった対面立脚社会での活用ではその影響や効果が顕わになり理解するにも時間をかけることができましたがデジタル基盤社会では、量も、速度も、質も段違いになっていますので、適した捉え方が必要なのだと思うのです。