EMIRPs Today(2019-03-11)#1196 水際のお花畑

おはようございます、さいとうです。

日曜日、所用で出勤する前に、ちょっと早起きして寄り道しました。
浜離宮のお庭で菜の花が満開だと聞いたので、観に行ったのです。

浜離宮は山手線では新橋駅からも浜松町駅からも東京湾に向かって十分ほど、
地下鉄では汐留駅からがもっとも近いようで徒歩七分ほどです。
正式な名所は、浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)です。

1654年に海を埋め立てて浜屋敷を建てたのが始まり。海水を園庭に回して、
潮の満ち引きにより表情が変える潮入りの池と鴨場を設えた大庭園です。
潮入りの池は、かつては旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園や旧安田庭園にもあっ
たそうですが、現在は浜離宮だけだそう。

お花畑は大手門から入ってすぐ、内堀の奥に設けられていました。
長いレンズを抱えた写真家と海外からの観光客が半々くらいでしょうか。
昨年十月頃に種を捲いたという菜の花は、ちょうど満開になっていました。
ウォーターフロントの高級ホテルや高層ビルを背景に黄色い花が広がります。

近づいてみると、あっちにもこっちの花にもミツバチが貼りついていました。
小鳥の囀りをBGMに、菜の花に群がる蜂の羽音が微かに届いてきました。
お花畑の周りには梅も花もちらほらと咲き、江戸から続く春を見せてくれます。

潮入りの池の中ほどには、中島の御茶屋という茶房がありました。
お客の姿は見えません。よろしいですか、どうぞ、どうやら一番乗りでした。
池を臨む濡れ縁に席をとり、お茶をいただきました。

嗚呼、江戸は東京へと街の姿は変われども、春は春。
桜の練り切りを一口。永い甘さが時間の刻みをのばしてくれました。

さ。