EMIRPs Today(2018-04-09)#972 BNKが歌い踊る商談会

EMIRPs Today(2018-04-09)#972 BNKが歌い踊る商談会

おはようございます、さいとうです。

ど、ど、どどど。地響きは一斉に人々が駆けだした音でした。

週末に訪れた、バンコク国際モーターショーでのことです。
展示場の奥にある大規模ブースで、BNK48が歌い始めたのでした。

バンコク国際モーターショーは、トヨタ、ホンダ、日産、SUZUKI、三菱、スバル、いすゞ、ヤマハ、川崎など、日本の車メーカは軒並み出展し、メルセデスやBMW、アウディ、ポルシェ、ジャガーなどの欧州勢も、現代、起亜などのアジア勢も挙って名を連ねる大規模なものです。

ビッグサイトで昨秋開催された東京モーターショーや3月のジュネーブショー、秋口にドイツで開催されるフランクフルトのモーターショーとは趣向が異なり、自動車は展示されるだけでなくその場で販売もされます。そう大商談会です。

わずか二週間ほどの開催期間の中で、人気ブランドになると一万台近くも成約するといいます。タイは新車の販売規模が100万台に満たない市場ですから、一都市の一展示場で半月足らずで一年間の数パーセント近くを成約する商機に、車メーカーが注力しないわけがないのです。

各社の展示ブースの裏には、数十セットはありそうな商談丸卓が並べられ、追い込みの時間帯になろうものなら、週末の繁華街のカフェさながらに、熱心に会話を交わす人々で埋め尽くされて、空席が見当たらあない賑わい。

そんな大商談会が繰り広げられている商談会場の中で、ホンダが大型舞台と天地に届くほどのスクリーンで仕掛けた、BNK48のミニコンサート。

タイが誇る無柱の大規模展示場がまるで音楽フェス会場に様変わりし、若者たちが我先にとホンダブースを目指して駆けだしたのでした。地響きを抑えたのは大歓声、そして日本でも聞きなれたAKBの曲が続きました。

20世紀に世界中の津々浦々に進出を果たした日本車のその販促会場で、日本発のエンタメ・グループが歌い、踊り、会場を一瞬のうちに掌握。

日本の創造が、モノからコトへと動き出している実際でした。

さ。