EMIRPs Today(2020-08-11)#1537 熱いサンドイッチ

おはようございます、さいとうです。

ビルからビルへと少し歩いただけで、じんじわと汗が噴き出てきました。今日も、体温を超える最高気温の予報ですね、日陰に入るとほっこり。

週末の朝活、まだ涼しい時間に家を出て東京中心をぐるっと走ってきました。早朝、週末、盆休み週間が重なり、繁華街の大通りには人も車も疎らでした。シャーッ、自転車の歯車が発する音が高層ビルの壁に跳ねて響いてきました。

朝活ライドの食は、短時間でのエネルギー補給を第一で考えてコンビニで済ませることが多いのですが、今日は出発前に狙いを定めてありました。

立ち寄ったのは、最近、国立競技場近くにできたサンドイッチ屋。神宮外苑の外周を抜けて店に辿り着くと開店前の一番乗りでした。腰高で分割できる扉は上部は開放され下部は閉じられ、ハイカウンターに4席ほどの設えでした。

開業してまだ一カ月足らずのお店ですが、その前2年はキッチンカーで営業する助走期間があったそう。ステーキ肉に使う厚い鉄板とアイロンで焼き上げるホット・サンドイッチの専門店。同店のシグニチャー・サンドを頼みました。

「どうぞ」、青い縁どりの白い大皿の上にサンドイッチが運ばれてきました。鉄板でしっかり焼かれたパン表面の焦げ具合が、かなり熱いことを教えてくれます。チェダーチーズがとろうりと溢れ出てきました。

まだ熱いかな、意を決して両手の親指と中指、人差し指の6本の指先だけで持ち上げて、とろけるチーズもとろとも齧り付きました。肉とチーズとルッコラと甘い玉ねぎが混然一体となって口に拡がりました。

店主から、英国に訪れた際にマーケットで出会ったこのサンドイッチに惚れ込んで、日本で提供すべく創業者と直談判したのだと教えてもらいました。熱いサンドイッチと、店主の熱いハート。暑さと熱さに触れた、夏の朝活。

さ。

※雑感
50キロほど一気に走ってきて、良い感じにお腹が空いていました。カウンターで待っていると香ばしい匂いが店内いっぱいに漂ってきました。スコットランドの郷土料理ハギスを使ったサンドイッチがシグニチャー、他にもチキンやベジもありました。一皿でお腹いっぱいになりました。

EMIRPs Today(2020-08-03)#1532 蓮が光る朝

おはようございます、さいとうです。

梅雨も明けたので、早起きして不忍池の蓮を観に行ってきました。今年は長い雨だったけど、まだ間に合うのだろうか。

朝寝の銀座の街を抜け、閑散とした秋葉原を突っ切り、上野に到着しました。太陽が穏やかな時刻だからか、蓮の葉に冷やされるせいか、風が頬に優しい。池の周りには、人が集まり始めているようでした。

蓮花はぽつんぽつんと広がって見えました、すでに盛りは過ぎたのでしょう。蓮も人も距離を空けていて、とてもゆったりした眺めでした。

鑑賞台が疎らになる頃合いを見計らって、池の傍まで寄ってみました。桃色の蓮の花が、両手で丸く包むように大きくふんわりと膨らんでいました。一番良い時刻に間に合ったようでした。ゆるゆると池の周りを歩きました。

酒瓶ほどもありそうな長玉は圧巻、一眼カメラで撮影に余念のないカメコ、蓮畑を背にして「映える」眺めを探るようにスマホをかざす若い三人連れ、日陰では水筒からカップにお茶を注ぎゆっくりと口元に運ぶ老夫婦。

虫取り網を片手で巧みに回し蝉をわしわしと採っているTシャツ姿のご婦人。横で見上げるのはかごを斜め掛けした男の子、かごの中が騒々しい。

遠くから柔らかい音が聞こえてきました。浜辺の歌のようでした。池辺で浜辺も悪くない、水面に向かう長椅子で女性が横笛を吹いていました。

そこにあるのは、穏やかな日常でした。
蓮花に陽が刺すと、周りにハロが現れたようでした。

さ。

※雑感
今年も蓮を観ることができて満足したら、一気にお腹が空いてきました。朝はサンドイッチやお握り屋、カフェなどはありますが、蕎麦屋となると立ち食いばかり。根津に早朝から開く蕎麦屋があり、気になっていました。住宅の路地にひっそりと暖簾がかかっていました。蕎麦と湯葉を食べました。

EMIRPs Today(2020-07-31)#1531 はるばる、桃

おはようございます、さいとうです。

信号を待つ男性、自転車の荷台に段ボール箱が3つ重ねて縛られていました。追いついてみると「岡山の桃」。桃太郎の桃なのか、このあたりでは珍しい。

桃の美味しい季節になりました。

東京に住んでいると、見かける桃は山梨県か福島県で穫れたものが多いです。山梨の国道20号線を勝沼から笛吹あたりを走っていると桃の木が見渡す限り無限に広がる桃源郷の様相ですし、福島でも道路沿いに桃園が連なります。

農水省によると、2019年の桃の出荷量は全国で99,500トンありました。同出荷量の1,000トンを超える産地を県別に並べると次のようになります。

都道府県名 出荷量トン/構成比
1位 山梨 29,300トン/29.4%
2位 福島 24,900トン/25.0%
3位 長野 11,300トン/11.4%
4位 山形 8,540トン/8.6%
5位 和歌山 6,490トン/6.5%
6位 岡山 5,720トン/5.7%
7位 新潟 1,700トン/1.7%
8位 青森 1,410トン/1.4%
全国合計 99,500トン/100%
出所)農水省、令和元年産ももの結果樹面積、収穫量及び出荷量

名産地である山梨県と福島県はさすがの規模で二県で過半数を占めています。以下、長野県、山形県、和歌山県までの上位5県で約8割に達します。岡山県を探すと5700トンの出荷量で第6位でした。

興味深いのは、10aあたりの単位収量で並び変えると福島県、山形県が上位に躍り出ることです。単位収量が1000トンを超えるのは青森県、長野県、岡山県を加えた5県で、出荷量最大規模を誇る山梨県は984トンの収量で第6位です。

都道府県名 出荷量トン/対全国平均
1位 福島 1,700トン/150%
2位 山形 1,520トン/135%
3位 青森 1,240トン/109%
4位 長野 1,210トン/107%
5位 岡山 1.020トン/ 90%
出所)同上

実際、果樹園の面積を示す結果樹面積を詳しくみると、福島県は山梨県の半分の農地で作付けされており、面積あたり1.5倍を超える桃を作っています。どちらの桃も美味で大人気なのですから、作り方に秘密があるのでしょう。

さて、青信号になりました、かの男性は自転車を押して運んでいきました。荷台の振動を嫌ったのかもしれません。はるばる東京にやってきた岡山の桃はどこに届けられるのだろう。

ああ、今週末は桃かな。

さ。

※雑感
戦後世代にとり「桃太郎は岡山県」として知られますが、桃太郎の口承伝説は全国各地に存在します。岡山県と同じく瀬戸内に接する香川県の桃太郎は有名で、他にも福島県や岩手県、愛知県などにも存在すると言います。岡山の桃太郎は、東京五輪や大阪万博のころから始められた同地域の積極的なPR活動によると言われており、その桃太郎の勢いを上手に捉えた岡山の桃は「産地ブランド」の走りなのでしょう。

※農林水産省ホームページ
令和元年産もも、すももの結果樹面積、収穫量及び出荷量 令和2年1月23日公表

EMIRPs Today(2020-07-20)#1524 対面要らずで美味

おはようございます、さいとうです。

朝活で立ち寄った農園直売所、立派な葉を付けたにんじんが並んでいました。絵本の中で兎が齧っていそう、5本が束ねられて150円也。

自転車で走っていると近隣で時々目にする無人の売店。野菜を入れた籠や段ボール箱が並び、無造作に手書きされた値札をみて缶に代金を投じるの定番。箱の代わりに下駄箱大のロッカーに商品が入っている場合もあります。

自宅のあるあたりでは区が「せたがやそだち」と銘打ち、区内農産物を後押ししており、のぼり旗に双葉をモチーフにした可愛いロゴマークが揺れているので、ああここにもあるのだと知ることができます。

世田谷区の発表によると、同区の農地は東京23区内で2番目の規模だそうで、約260箇所の野菜・果樹・花などの直売所があるそう。近隣をぶらぶらと散歩乗りしていると無人の売り場をちらほら見かけるのもうなずけます。

区はホームページで直売所の一覧を公開しており、何度か購入したことのある自宅近くの農園も掲載されていました。小冊子「世田谷農産物直売所マップ」の令和2年版には、120か所ほどが記されていました。

さて、昨日の散歩は大収穫でした。にんじんに加えて、茄子、青葱、ピーマンとトマトを2種類ほどいただきました。帰り路はどうやって食べようかなんて妄想が途切れることもなく、ペダルを踏む足もくるくる回りました。

乱切りした茄子を生のまま食べてみると、ほんのりと甘くてまるで水茄子。トマトは、酸味と甘さが混ざった懐かしい野菜のトマトの味がしました。採れ立ては良いものだ。

ニンジンはパセリなどと同じセリ科の植物で、葉も食すことはできます。茹でた葉っぱを口にすると繊維質の歯ごたえと苦み、草を食むようでした。ピーターラビットの気分でした。

さ。

※雑感
住宅が広がりマンションや戸建てに囲まれながらも農地が点在しています。いわゆる葉物や根菜を作っている野菜畑だけでなく、葡萄が生る果樹園もあれば、花や庭木を育てているところもある。毎年開催されている葡萄狩りはもぎたてが味わえますし、特に鮮度が大事といわえる枝豆も並んでいたり。ああ、こういう風景を大切にしたいものだと思うのです。

EMIRPs Today(2020-07-15)#1521 ボタンを突っつく

おはようございます、さいとうです。

目の前を歩いていたご婦人がエレベータの前で立ち止まりました。おもむろに(↑)ボタンを傘の先で突きました。

誰も見ていないと思ったのだろうか、大人がやんちゃななことをしている。装いを眺めると帽子に眼鏡、顔が半分隠れる大きいマスクに肘まである手袋、全身完全防備でした。ああ、ボタンに触れたなくないのだとわかりました。

企業の収益や経済を動かすための販促施策は、直接的なものも間接的なものもあります。アイドルの総選挙や握手会の権利を付与した商品販売、限定や先着の半額セールなどは前者の典型です。観光施設の整備補助などは後者の類。

「Go Toキャンペーン」は諸説紛紛ですが、22日から始まることは堅そう。

この施策の難しいところは、還元を享受する利用消費者とサービスを提供することにより経済が回る事業者という受益効果とは別に、同宿泊や移動交通サービス経済と異なる場面で影響をうける可能性があるからに他ならない。自分の力の及ばないところで、望まないことが進むことへの生活者の心情。

大好きな映画のひとつ「かもめ食堂」の中で、フィンランドのヘルシンキで少ない来客のなかでも楽しそうに日本食店を営む主人公は自らの生き方を、「やりたくないことをやらないだけなんです」と答えます。

ご婦人は、多くの人が押したであろうボタンを触りたくなかったのだな。観光や交通業界の弾み車を確実に回すであろう「Go Toキャンペーン」では、同時に、自衛の範囲を超える部分の対応策を促す仕掛けも必要そう。

エレベーターのドアがすっと開いて、ご婦人は箱に乗り込んで行きました。
せめて、安心してエレベータのボタンを押せるようになりたいものです。
(↑)。

さ。

※雑感
それにしても、あのご婦人はすぐ先にあるエスカレーターや階段を使わなかったのは何故だろう。疑問は残ります。守りに入る思考が強くなると、周りが見えにくくなることは良くあることだと思うのです。
社会的な思考がシュリンクしてしまう前に、真っ当な打ち手が必要そう。

EMIRPs Today(2020-07-08)#1516 ひこばえにほっこり

おはようございます、さいとうです。

オフィスで育てている観葉植物ブラッサイアが天井に突き当っていました。最近は新しい葉が出る度に行き場を探すようにくねくねと畝っていました。

葉をすべて落として、目の高さほどに幹を切り落としたのは、ひと月ほど前。先日、幹の途中から葉っぱの赤ちゃんが芽を覗かせ始めました。

植物の生命力には、いつも驚かされます。このブラッサイアが社のオフィスにやってきて10年ほどになりました。当初、幹は麺棒くらいで背丈ほどの高さでしたが、背は1メートル半ほど伸びて幹もペットボトル大に逞しく育ちました。

ばさばさと枝葉を落とし始めた時、遠巻きに眺めていたスタッフがざわざわ。

どうやら長らく癒しをもたらしてくれた緑が捨てられると思ったようでした。何しろ、一番大きい葉は40センチ近くの長さになり、手のひらを広げたようになる掌状複葉も10枚ずつくらい開く、そこにあって当たり前の存在でした。

「大丈夫、そのうち新しい葉が出てくるから」。
素っ裸にされたブラッサイアを目の当たりにして、半信半疑のようでした。

ここまで育っていると、鉢植えと言えども根がしっかりと育っていますから、枝葉を落としたからと言って枯れることはめったになく、2,3か月もするとむくむくと動き始める。「待ってるぞ」、幹を撫でて水をやりました。

さて、幹を突き破ってきたのはマッチ棒の先ほどのちっぽけな葉。エネルギーを集めたこと一目でわかる瑞々しい黄緑色、生命力が漲ります。

これも蘖(ひこばえ)と呼んでいいのかな、こんにちは。ほっこり。

さ。

※雑感
「マッチ棒の先」なんて表現は、もうとっくに古典なのかもしれませんね。火を使わないのでマッチどころか、ライターもめったに目にしない暮らし。マッチ棒の先の大きさをイメージできるのはいくつくらいまでだろう。昭和生まれと平成生まれあたりに境い目があるような気がしますね。

EMIRPs Today(2020-07-06)#1514 週末の寓話

おはようございます、さいとうです。

週末が投票日だった都知事選は、街頭演説もなく、とても静かな選挙戦。開票から瞬く間に小池氏再選と当確の報。狐につままれたような新しい選挙。

土曜日の朝、なんだか無性に稲荷ずしを食べたくなってきました。週末にまとめている買物に向かいながら、すっかり口は甘じょっぱい感じ。お揚げを買えば、ご飯を炊くだけでなんとかなりそうだ。

稲荷ずしもお握りとおなじように三角と丸型がありますが、スマホを覗くと、稲荷ずし用のお揚げは正方形のものを使い、斜めに切るか縦に半分に切るかで三角形と俵型が決まるとありました。良し、三角がいい。

ところが店頭に並ぶお揚げをみると、あの封筒のような長四角のものばかり。んん、算数の図形問題だ。そうか、長方形でも両端を使えば、四角い俵型なら作れそうだぞ、十枚一束のお揚げを手に入れました。

ざるに並べ湯抜きして一枚を3つに切り分けるとちょうどよい大きさでした。真ん中の部分は、細長く短冊に切っておいて冷凍しておくことにしよう。片手鍋に適当に並べたお揚げをお砂糖とお醤油、落とし蓋で炊き上げました。酢飯には紅生姜を細かく刻んで白胡麻と一緒に混ぜ込んでおきました。

小一時間、十枚の両端を使ったのですから20個ものお稲荷さんができました。卵焼きと白菜の漬物と昆布の佃煮を並べて完成。お昼ご飯に間に合った。

さてまだ温かい一つを摘まんで頬張ると、じゅわあと口いっぱいにあの感じ。油の残り加減も、ご飯の詰め具合も、甘さも、醤油も、いい具合です。

ええ、こちらは狐につままれたわけではありません、自分の好みですから。

さ。

※雑感
狐や狸は子供の頃の童話にはよく登場しましたが、実際は動物園くらいでしか見たことがない。大学生の頃に北海道で野生のキタキツネを見かけたのが貴重な体験ですし、狸に至っては見たこともありません。狐と狸の化かしあいは、寓話の世界の話。

EMIRPs Today(2020-07-01)#1511 レジ袋は入用ですか

おはようございます、さいとうです。

有料のレジ袋は必要ですかと、女性の合成音声が問いかけてきました。今日からレジ袋が有料へと移行したことをあらためて知ります。

レジ袋の有料化の動きは、理解が難しい。

有料でもレジ袋を使って欲しいのか、レジ袋は使わないようにして欲しいのかどこか煙に巻かれたように感じる人も多いのではないでしょうか。

レジ袋が路上に落ちていたり、風に飛ばされていたりすると、ああ、散乱してしまうと嫌な気持ちになるのですが、そのことと有料にする動きがどうしても結びついているようには思えないのです。

個装や外箱を廃してパッケージを簡素に改めたり、賞味期限切れの廃棄処分等のフードロスを減らしたりする取り組みは、直に効果が見えることもあり、自分もその動きに歩調を合わせようと心掛けるようにしています。

ぼくの中で、以前から決めている「レジ袋基準」は3つ。

辞するのは、キオスクならば裸で商品を渡されるミントや喉飴などを買う時。貰うのは、菓子パンやお握りなど包み紙がゴミになるため消費後にまとめて廃棄することが望ましいと思う場合。そして自分の手元にやってきたレジ袋は必ず身の回りのゴミを廃棄する際のごみ袋として活用すること。

さて、ひとつ前で精算していた男性がごそごそしながらレジ前を離れません。お弁当と総菜と紙パックの飲み物、さらに店員からお箸とストローを渡され、財布とレシートも一緒に両手で持とうとして、上手く掴めないよう。

レジ画面からは、次の「有料のレジ袋は、、、」との明るい声が響きました。隣でレジ袋に朝の買い物を詰めてもらった女性が、先に出ていきました。

さ。

※雑感
十代のころから鞄よりも袋好きなので、買物トートなんて言葉を知る前から、一澤帆布の袋を愛用し、最近は使わないときには卵一個ほどの大きさになる、シートゥーサミットの袋を買物に持っていったりします。
まだ町の商店街に八百屋や乾物屋があったころ、買った品を古新聞にぽうんっと放り込み、くるくるっと丸めて「おおきに」と声をかけて手渡す若主人。格好良かったあな。買ったものを包むのは、それで良いように思うのです。

EMIRPs Today(2020-06-30)#1489-1510 2020年06月配信分


EMIRPs Todayに毎朝おつき合いをいただき、誠にありがとうございます。

今朝、胡蝶蘭の最後の蕾が開きました。四月頭から咲き始めて、丸三か月を費やして満開に、2020年は57輪を数えました。

ステイホームという言葉が、もうどこか遠いことのように感じます。

マスクを着けて、人と間隔を空けて、黙って整列する。

街ではそんな情景が日常になりつつあり、それ自体が窮屈を感じるだけでなく、同時に経済的荒波は、仕事面も、暮し面も、生活者個々人に襲いかかってきて、経験したことのないストレスには、表現する言葉や方法を探すのにも一苦労します。

ただ、時間ばかりが過ぎていき、ステイホームも遠く感じるのかもしれません。

6月末は、夏越の大祓。
この時期、数日間だけ、神社に藁を束ねた茅の輪が設えられています。会社の地元にある神社に脚を運びました。

半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るという大祓。
今年は自分目線でなく、世界中が良くなるようにと、祈りました。

さ。

2020.06.01 1489 宇宙の旅へ
2020.06.02 1490 足元劇場
2020.06.03 1491 押しピンって何
2020.06.04 1492 レジ袋の値ごろ感
2020.06.05 1493 湘南の海を想う

2020.06.08 1494 ぼちぼち日曜日
2020.06.09 1495 生保も弁当レンチン加減
2020.06.10 1496 きっかけ
2020.06.11 1497 傘の内
2020.06.12 1498 香香はもう3歳

2020.06.15 1499 アジサイの工夫
2020.06.16 1500 夏みかんの皮
2020.06.17 1501 クマと共棲
2020.06.18 1502 おにぎり
2020.06.19 1503 県境越えを新型車両で

2020.06.22 1504 羊飼いと狼
2020.06.23 1505 仮想は速さが勝負
2020.06.24 1506 家電に見る暮らしっぷり
2020.06.25 1507 Take Fiveを聴く
2020.06.26 1508 旅は眺めるために

2020.06.29 1509 椎茸と昆布
2020.06.30 1510 バナナの誘惑

EMIRPs Today(2020-06-29)#1509 椎茸と昆布


おはようございます、さいとうです。

梅雨の晴れ間。街の緑が美しい。
昨日の雨水を、たっぷりと吸い上げたのしょうね。

キッチンの棚にほったらかしになっていた、どんこ。そう冬の干し椎茸。何しろ大ぶりのガラス瓶の中に納めてあるので、外から見えてしまうのです。乾物なのですぐに傷むことはないでしょうが、恨めしそう。

とある週末に、佃煮を作ってみることにしました。

以前、抱えるほどいただいた利尻の昆布があったので、これを使うとしよう。どんこは水で戻す方が美味しいというので、朝一番で器に浸しておきました。昆布は出し殻でいいそうですが、今日は贅沢にそのまま戻します。

半日ほど用事をすませて見に行くと、椎茸の戻し汁は黄金色に染まりました。軸を切り取って洗ってみると、瓶の中でのかちこち、からころが嘘のように、柔らかくなっていました。昆布も箸で採りやすい大きさに切っていきました。

醤油、酒、砂糖を好みに合わせて煮切っていきました。さすがに昆布に火を入れるので磯浜の匂いが漂います、次第に水分が少なくなり、火を止めました。粗熱をとり手頃な容器に移しました。冷蔵庫で数日寝かせて馴染ませました。

さて、一週間。冷蔵庫から取り出して豆小皿に載せてみました。

見た目はいい感じに整いました。さあ、いざ試食。
初めての佃煮にしては、上々の出来でした。

さ。

※雑感
今日は「佃煮の日」です。佃煮は、東京の佃島で育まれた料理ですが、元は、徳川家康が大阪摂津国佃の漁夫33人を当地につれてきたことに由来する。「佃」は大阪の村の名、漁夫が東京に移り住んだ際に幕府より許された干潟に築島し「佃」にちなんで佃島となった。その佃島にある住吉神社の起源、1646年6月29日 にちなんで「佃煮の日」。

乾物にしろ、濃く煮しめた佃煮のようなものにしろ、食の保存の知恵は素晴らしいといつも思うのです。機会をみて触れてみたいと思います。

EMIRPs Today(2020-06-25)#1507 Take Fiveを聴く

おはようございます、さいとうです。

梅雨の夜、こんな日には心が揺れる。Take Fiveを聴きたくなりました。ライブラリになかったのでAmazon Musicを覗くと、すぐに見つかりました。

サックスが奏でる独特の旋律、ベースと刻むピアノにドラムソロが入る有名なジャズの曲です。カバーも多くありますが、やはりオリジナルが聴きたい。デイブ・ブルーベック・カルテットの録音盤がありました。

初めてしっかりと聴いたのは、まだ京都で学生を過ごしていたころでした。急速に普及し始めたCDに向け音楽レーベルが積極的に音源展開していた頃で、過去の名録音盤を次々にCD盤とする動きが流行っていました。

出席もらうためだけに出た一般教養の講義を大教室の最後尾で眺めていた時、隣に座った友人のウォークマンからサックスの旋律が漏れてきました。これは何なの。テイクファイブ。ちょうど持っているから貸してあげる。鞄をごそごそ探ってCDを取り出すと、手渡してくれました。

家に帰ってあらためて自分の部屋で聴いてみました。それまでも、CMなどで使用されたものを聞いたことはあったものの、それがデイブ・ブルーベック・カルテットというミュージシャンが演奏するTake Fiveというジャズだと、初めて知ったのでした。

ドラムが静かに誘い始め、ピアノが重なり、サックスが躍りました。

ああ、いつ聴いても引き込まれる。
梅雨の夜、ひとときのジャズクラブ。

さ。

※雑感
調べてみると、Take Fiveの納められたアルバムTime Outは、1959年6月25日に録音されたそう。ちょうど61年前の今日の作品なのか。ぼくよりも古いぞ。作曲したサックス演奏家のポール・デスモンド氏は鬼籍に入り久しいですが、当時、どんな心情でこの5/4拍子の名曲を書かれたのでしょうね。彼が現代社会を観たら、とんでもない旋律を閃くのかもしれないと思うのです。もう一度、繰り返して聴いてみました。

先ほど、Amazonをみると、ストリーミングのAmazon Musicでも聞けますが、CD盤も¥1,085-で売られていました。いい時代だなあ。

EMIRPs Today(2020-06-22)#1504 羊飼いと狼

おはようございます、さいとうです。

週末、ひさしぶりに都県境を渡って横浜までポタリングしました。優しい潮風が吹き込むカフェで、ひとやすみ。遠くに風力発電が回ります。

19日に、総務省がコロナをテーマにした情報流通調査の報告をまとめました。5月13、14日に、ウエブアンケート形式で調べられた結果です。果たして、この事態に多くの人は、何を信じたのでしょう。気になって読んでみました。

まずは何を信じたのか、使われたメディアは上位から次のように並びます。
・民間放送(71.6%)>Yahoo!ニュース(62.6%)>NHK(50.5%)
ところが信頼できる情報源やメディアを順に並べると次のようになります。
・NHK(43.7%)>政府(40.1%)>民間放送(38.0%)

民間放送は情報源としては70%超が利用するのに、信頼は40%を切るのか。

また、いわゆるフェイクニュースやデマについても調べられています。問いは至ってシンプルで、例えば「新型コロナウイルスは熱に弱く、お湯を飲むと予防に効果がある」のような予め準備された17の間違った情報や誤解を招く情報について、「正しい情報だと思った・情報を信じた」かを尋ねます。

約30%の人が、一つでも「正しい情報だと思った・情報を信じた」を選んでいます。若い世代ほどフェイクニュースやデマを信じた人の割合が高く、年齢とともに低下する傾向にあります。

年齢層  一つでも信じた
15~19歳 36.2%
20~29歳 34.4%
30~39歳 31.7%
40~49歳 29.4%
50~59歳 25.8%
60~69歳 20.0%
全年代  26.8%

この数に、さらに、ひとつでも「正しい情報かどうかわからなかった」を選んだ人を足すと、実に全体の約77%の人が該当することになり、全年代を通じて70%を超え、判断がつかない情報に触れた人が思いの外に多いことが浮き彫り。

年齢を重ねるとともに、
「俄かに信じることはないが、信じて良いのか判断に窮する」、
ようになるということかもしれません。

まだ温かいデニッシュの中には、ブルーベリーのジャムがたっぷり。
淹れたての珈琲と一緒にいただきました。
美味礼讃。ほんものでした。

さ。

※データは、総務省「新型コロナウイルス感染症に関する情報流通調査 報告書」より引用しました。

※雑感
報告書には、他にも興味深い内容が溢れていました。
フェイクニュースやデマは、「Twitter」(57.0%)や「ブログやまとめサイト」(36.5%)で見かけたという答えが上位に来ます。
情報を共有、拡散した経験では、若い世代ほどその傾向が強く、なんと30歳未満では40%を超える人が共有、拡散したと答えています。
情報流通が溢れる時代には、自分で審美眼を磨く必要があるとつくづく。

※総務省 ホームページ
新型コロナウイルス感染症に関する情報流通調査 報告書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000693280.pdf
(概要)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000082.html

EMIRPs Today(2020-06-16)#1500 夏みかんの皮

おはようございます、さいとうです。

冬場にたくさん実る蜜柑の名前を尋ねると、「夏みかん」と教わった。幼い耳にも聞き間違いでないことくらいわかるから、どこが夏なんだよと。

先日、寝かせてあった夏みかんが甘くなったからと箱で送られてきました。早速、皮を向いて食べてみると果汁もたっぷり、爽やかな甘さでした。

残った皮を眺めると傷みもなく意外ときれいで、厚みもそこそこあります。家庭の果樹なので農薬の心配もないのでオレンジピールを作ってみることに皮の汚れを取り除き、食べやすいように7、8ミリの幅に切り整えました。

何度か吹きこぼしてあげるとやがて外皮は半透明になってきて、その裏側にある白い中果皮(アルペド)も、オレンジ色に染まってきました。あとは適当な量の砂糖を入れて煮詰めていくのですが、今回はてんさい糖を使いました。

しばらく煮てあげて、おおよそ浸透したら火の仕事はおしまい。あとはトレーにならべて表面がさらっとするまで自然乾燥、そう干します。売り物のように柔らかいうちに粉砂糖をまぶしても良いのですが、なるべく自然な風合いに仕上げようと自然仕上げに徹しました。五日ほどで表面がからっとしました。

口に放り込み噛んでみました。HARIBOのくまグミより噛み応えがあるけれど、スルメイカよりは柔らかい。何度か噛み進むと口いっぱいに蜜柑の薫りが広がりました。2、3個も食べると部屋中に香りが漂います。舌先に少しぴりぴりとするリモネンの刺激が、ゆっくりと薄れていく余韻も楽しい。

初めてのオレンジピールづくりにしては、なかなかの仕上がりににんまり。

夏みかんピールはBECKのガラス容器いっぱいに作ったのですが、蜜柑の風味とリモネンの刺激が癖になり、日に日に減ってきました。

夏みかんのピールは、梅雨みかんピールで終わりそうです。

さ。

※雑感
蜜柑の皮にはリモネンという油分が含まれています。ゆず風呂で身体があたたまるのはこの成分のおかげだそう。消化機能を助けたり、抗菌の作用したり、ウイルスや感染症にも効果があるそうです。レモンや金柑などを食べたあとの刺激も、蜜柑の皮をむいた時のあのすっとした感じもリモネンだそう。

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今朝のコラムで、通算1500話になりました。いつもお読みいただき、また、ご意見やご感想などをお寄せいただき、誠にありがとうございます。励みになります。感謝。
一人の感性を通して社会の移り変わりを継続的に見ておくことにより、視点や立ち位置にぶれのない現代の記憶もできるように思います。まあ、書くことと同じくらい食べることも好きですから、少し、食いしん坊に寄っていることはご容赦ください。

EMIRPs Today(2020-05-08)#1473 母の日に想う

おはようございます、さいとうです。

今週末10日は第二日曜日にあたるので、母の日。例年は特に何もしないのですが、今年は何かしようかと気持ちが動きます。

半世紀も人生を歩んできて、やっと自分が見聞きしたり知りえたりしたことや体験したことよりも、想像することもできない未知のあれこれの方が圧倒的に多いという事実を理解するようになりました。

えっ、今頃何を言っているの、その歳まで気が付かなかったのかと指摘されるとまったくその通りです。自分の理解が届く範囲で物事をみてしまいがちで、その外に拡がる無限の量感はまったく掴むことができないと知るのです。

加えて、対話にしろ、体験にしろ、あるいは読書や鑑賞にしろ、新しいことに対峙してそれを吸収するにはそれ相応の時間を要することも理解してしまい、その結果、自分のもつ24時間をどう使うのが良いのかと思うです。

子供の頃、そろそろ寝る支度をしていると、凡そその日の家事を片付けた母が食卓に本と帳面と鉛筆を広げて、何やらごそごそと始める姿を見かけることがありました。宿題があるわけでも、試験があるわけでもないのに。

横顔は嬉しそうだ、このまま布団に入るにはどうも気になって仕方がない。となりの椅子に腰かけて尋ねてみるのです、「なにをしているの」。

「ああ、これはね」、手を止めて教えてくれました。理解できない内容も多かったのですが、楽しそうに話す説明を聞くのが好きでした。

そして、最後には、いつも決まった言葉で締めくくられました。
「はい、そろそろ寝る時間」。

今思うと、そこにはまさに新しい知識に触れて体験吸収している女性がいて、誰もが寝静まった後の自分が眠くなるまでの僅かなひと時が、彼女にとっての至極の時間だったのかもしれません。

さ。

EMIRPs Today(2020-05-07)#1472 どこでもドアで峠へ


おはようございます、さいとうです。

開店準備で店舗前を清掃している若者、マスク越しの横顔が嬉しそう。宣言は延長される中、街は動き出そうとしているのでしょうか。

この一週間は、自宅で過ごした方が多かったと思います。読書や映画鑑賞、友達とネット越しのパーティも良いものですが、どうしても、運動不足です。スマホの歩数計を眺めてみても、数百歩で留まる歩数には驚くばかり。

そこで、自転車で「峠」を上ってみることにしました。例のロードバイクのeスポーツに使われるローラー台を使って、書斎でサイクリングするのです。

小手調べは、かつて何十回も上ったことのある京見峠。金閣寺の北辺りから、周山の方に続く旧街道で、丹後丹波からの旅人が最初に都を一望した峠だそう。

バードビューの映像に載ったコースをゆっくりと進みます。坂がきつくなるとペダルが重くなり、道の斜度や曲がりに合わせて周りの木々や眺望も動いてくれるのです、九十九折を曲がるとパッと開けて京都市街が一望できました。

中学生の頃よりも笑える程度に時間がかかったものの、無事に登り切りました。これは面白い、次の峠に挑んでみることに。軽井沢に向けて碓氷峠、神奈川県秦野にあるヤビツ峠、東照宮から中禅寺湖へと日光いろは坂を上りました。

思い立って海外に、イタリア北東のドロミテ(伊:Doromiti)を上りました。スピードが速くなると景色が流れるし、地道に入ったらガタガタ振動まで伝わってきて臨場感たっぷり。追い上げて来たのは、コペンハーゲンに住んでいる自転車乗り、頂上は獲ったものの下りに入るとさっそうと抜かされました。

現地までの移動時間がゼロ、書斎で楽しむ世界各地のヒルクライム。
ああ、「どこでもドア」が手に入ったようです。

さ。

※雑感
ヴァーチャルライドは、様々な楽しみ方があるよう。リーダーが主催するレースやグループライドもあれば、ユーザー同士が待ち合せて乗るようなミートアップライドもある。ロードバイクの車輪を外して、装置をつけるだけですから準備も楽ちんです。同じ時間に、同じコースを走っているユーザーがいたら画面上に現れてきて、会話も楽しめます。ぼくがGWに上ったのは次の峠。もちろん「超かめさん」です。

碓氷峠/群馬・・・・軽井沢まで旧中山道を。600メートルほど上る。
ヤビツ峠/神奈川・・足柄近くにある峠。600メートルほどくねくね上る。
京見峠/京都・・・・丹後道、北山を超え最初に「都が見える」、標高400。
長坂峠/京都・・・・鴨長明の方丈庵跡近くにある激坂。標高300。
いろは坂/栃木・・・日光の中禅寺湖に向けての上り。400メートルアップ。
ドロミテ/イタリア・ベネチア近くアルプス。標高1500へ400メートルアップ。

EMIRPs Today(2020-04-30)#1450-1470 2020年04月配信分

EMIRPs Todayに毎朝おつき合いをいただき、誠にありがとうございます。

テレワークやリモートワークと呼ぶ、一連の在宅勤務は大歓迎です。

何しろ、首都圏で働く際に最大級の課題のひとつである「通勤」を、風船に針を刺した時のように、瞬時に消し去ってくれたのですから。

政府が5年毎に実施している社会生活基本調査によると、首都圏の平均通勤・通学時間は、つぎのようです。

全体)東京都 42分、神奈川県 46分、埼玉県 41分、千葉県 43分。

通勤時間だけに絞るため、通学を除いた時間が反映がされているであろう「6歳未満の子供をもつ夫婦世帯」を対象に限るとつぎのよう。

推計)東京都 65分、神奈川県 89分、埼玉県 84分、千葉県 87分。

4都県の単純平均で81.25分、5日分を掛け算して週に直すと6時間50分になり、月あたりに直すと24時間を超えて約1日に相当する。一日の労働時間を8時間とすると、3日分の活動時間が手に入ったことになります。

小麦粉やイーストが飛ぶように売れているのもよくわかりますね。

カード会社の会員ステータスでは、シルバーの上にゴールド、その上にプラチナやブラックがありますが、この新しく手に入れた時間は限られた期間の黄金週間の上を行きそう。

ぼくにとっては、プラチナ・アワーです。

さ。

2020.04.01 1450 4月1日の風物詩
2020.04.02 1451 桜に似合うバス
2020.04.03 1452 4月4日は何の日

2020.04.06 1453 蕾が咲き終わる前に
2020.04.07 1454 3月に売れたクルマ
2020.04.08 1455 新緑街道始まる
2020.04.09 1456 老婆の話し相手
2020.04.10 1457 街の音

2020.04.13 1458 詳しくなりたい
2020.04.14 1459 そっくり
2020.04.15 1460 馴染む風景
2020.04.16 1461 疑似と本物
2020.04.17 1462 煮豚を作った

2020.04.20 1463 週末の住宅街
2020.04.21 1464 藤は右か左か
2020.04.22 1465 計る
2020.04.23 1466 読書、嫌いだったなあ
2020.04.24 1467 貿易に見る物の移動

2020.04.27 1468 黄金な巣ごもり
2020.04.28 1469 深い時間よりも

2020.04.30 1470 優しい言葉で表したい

EMIRPs Today(2020-04-13)#1458 詳しくなりたい


おはようございます、さいとうです。

プランターから、今年も羊歯(しだ)が芽をもたげてきました、テラスの緑。同じようにくるくるっと巻いているのに、よく観ると3つの種類がありました。

少し先の方の植栽に真っ赤な花が咲いているのが見えました。近づいてみると皐月(さつき)のよう。いやまだ四月の半ばだから、つつじなのかなあ。さつきとつつじの違いは、正直、よくわかりません。ほぼ、一緒に見える。

詳しくなると見分けることができるようになる。数を重ねると詳しくなるのかと言えばそうでもないのが面白いところ。経験を重ねるだけで済むではない。違いや特徴を意識することが、詳しくなる勘所でしょうか。

先日、インターネットラジオを物色していた時に、クラシックを多様な切り口で縛って流しているそこそこの音質の局にたどり着きました。バッハやベートーヴェンなど作曲家縛りもあれば、室内楽ばかり、バロックばかりなど様々。

なかに、チェンバロ専門部がありました。古典的な打弦特有の軽やかな音により構成される旋律は、BGMとして流すには心地よい。しばらくは、チェンバロ祭り。チェンバロとハープシコードは同じ楽器のことだと思っていたのですが実は別物なのですね。音だけで違いがわかるよに詳しくなりたいものです。

さて、羊歯の周りを埋めていた草たちを抜き取ってあげました。
暑い夏の日にも、緑の涼を運んでくれるのが楽しみです。

さ。

※雑感
野草や山菜に詳しい人は羊歯の種類を見分けたり、る新芽をみて瞬時にワラビだ、ゼンマイだと知ることができるのでしょうし、さつきとつつじも、庭木や盆栽を手がけていれば、簡単にわかるのでしょうね。好きこそものの上手なれと言いますが、自宅にいる時間の多い今だからこそ、漫然と過ごすのではなく、意識して「詳しくなる」のも良いかもしれません。