EMIRPs Today(2021-05-06)#1715 香りを借りる

おはようございます、さいとうです。

自宅で過ごす連休、かさかさに乾いてしまっていた床に潤いを足しました。天然油が乾くまで窓を開け風を通しました。甘い香りが漂ってきました。

居間にある窓前を順番にぐるぐると歩いてみました。ほのかな匂いは、西側の高窓ジャロジーから入ってきているようでした。そうか、お隣のご婦人が手がけられているイングリッシュ・ガーデンの薔薇の花の香りなのか。

正午に向けて上がってくる気温と穏やかに吹く風向きの加減がちょうどよかったのでしょう。薔薇ならではの円やかな優しい甘みがふんわり、ふんわりと届きます。そして、しばらくするとまた次のふんわりがやってくるのでした。

山野にでかけるともっと強く新緑の薫風を感じるのかもしれませんが、自宅に居ながらにして初夏の香りを聞くことができるのはなんとも贅沢なことです。景色には借景という言葉がありますが、これは借香とども言うのだろうか。

ぼんやりと想いを巡らせながら、香り模様を味わいました。

ご婦人は、例年、薔薇の時期にはどうぞ見にいらして下さいとお誘いいただきます。香りの姿を確かめたくなり、焼菓子を携えて見せてもらいに行きました。

芝生を囲むように植えられた幾種類もの薔薇は、すでに満開でした。パラソルの帆布が眩しい、陽射しが夏のそれに代わっていました。

2021、立夏に薫る。

さ。



EMIRPs Today(2021-04-30)#1694-1714 2021年4月配信分

EMIRPs Todayに毎朝おつき合いをいただき、誠にありがとうございます。

最近、取り組み始めた私的ニューノーマルがもう一つあります。

シャンプーをやめたのです。

え、髪を洗わないの。そうではなく、洗髪する際にぬるま湯だけで髪を
洗うようにして、頭髪用洗剤、シャンプーを使わなくしてみたのです。

皿を洗う際にも、手を洗う際にも、お湯を使えば大概の汚れは落ちますし、
むしろ洗剤を使うと油分が多く奪われるとも聞きます。食器なら良いです
が、手の油分が足りなくなるとカサカサになることもしばしば。

掌や甲、指先は近くで見て気をつけることができますが、髪や頭皮は
そう簡単ではないですしね。

最初は週末休みの前の日に試してみました。痒くなったり、匂いが気になる
こともなさそう。すれ違いに届く髪の残り香は、感性や想像力を優しく刺激
しますが、となりの中年男性が変に匂うのは洒落になりませんしね。

早速、毎日実践することにしました。

今のところ、日常に困ることは何もありません。むしろ手のささくれなどが
減ってきました。きっと頭皮や髪にも良い効果があるのでしょう。

「あたり前」だと思っていたことを見直すのは悪くないこと。
私的ニューノーマルを、ひとつひとつと楽しんでいます。

さ。

2021.04.01 1694 税込みです
2021.04.02 1695 ちぐはぐの筋

2021.04.05 1696 山あいの一本桜
2021.04.06 1697 塩漬け肉
2021.04.07 1698 社会が変る兆し
2021.04.08 1699 緑とともに暮らす
2021.04.09 1700 3つめのミッドタウン

2021.04.12 1701 パンを食べる量
2021.04.13 1702 種も苗も宝物
2021.04.14 1703 電気製品とブランド
2021.04.15 1704 食いしん坊の半分は
2021.04.16 1705 東京都レッドリスト

2021.04.19 1706 鯉、のぼり
2021.04.20 1707 穀雨に迷いなし
2021.04.21 1708 人口推計
2021.04.22 1709 券売機の黄昏
2021.04.23 1710 狸の尻尾

2021.04.26 1711 甘夏、食べ頃
2021.04.27 1712 けしからん
2021.04.28 1713 黄金週間は4祝日

2021.04.30 1714 私的食生活の新常態

EMIRPs Today(2021-04-30)#1714 私的食生活の新常態

おはようございます、さいとうです。

グルテンフリー生活を始めてから、2か月が過ぎました。

その一環で米粉パンを楽しんでいることは、先日ご紹介した通りです。今日は、この2か月でどんな変化があったのかを綴ってみましょう。

まず、グルテンフリーの徹底加減ですが、ぼくの場合は「小麦粉を使った食品をできる限り口にしない」という食生活目標でのゆるゆるな取り組みです。全くグルテンを取り込まない完全「フリー」な方々の足元にも及びません。

それでも、食事や間食に少しだけ気をつけることにより、日常を犠牲にせず、想定以上に実践できていると思います。

食パンやサンドイッチ、菓子パンなど市販のパン類は一切食べていませんし、うどんやラーメンからパスタまで小麦素材の麺類も断っています。クッキーやケーキなどの菓子にも手を出さず、ビールも飲まない。

食いしん坊気質がすぐに影を潜めるわけではないので、周りの人からは持ち応えられないのではないかと訝しがられますが、我慢や辛抱は、ほぼ皆無です。せいぜいパン粉を使う揚げ物や小麦衣の天ぷら、お好み焼きやたこ焼きのような粉物とご無沙汰する程度で、他の選択肢もあり負担感はありません。

結果、何が起きたか。

アレルギー症状が劇的に軽くなりました。

スギやヒノキの花粉症だけでなく、目や瞼が腫れぼったくなる結膜炎の症状も以前の十分の一程度になったよう。下腹部の不快な痛みも軽減され、子供の頃から悩まされていた脚の浮腫みも気にならなくなってきました。何よりも頭痛の発生頻度が、その存在を忘れるほどに少なくなったことに驚きました。

記憶にある限りずっと付き合っていたぼく身体の状態は、誰彼違わず持ちうる普通のことだと思っていたのですが、いざ症状が軽くなると、それが健康ではなかったと知りました。日常がなんと過ごしやすいのかと、驚きを通り越して生まれ変わったような気分になりました。

とは言え、まだ2か月。このあとさらに何が起きるのか、しばらく観察です。

2021年春夏、さいとうかんのニューノーマルの始まりです。

さ。

EMIRPs Today(2021-04-26)#1711 甘夏、食べ頃

おはようございます、さいとうです。

そろそろ食べ頃なのでと母から届いた箱には、甘夏がごろり、ごろり。数えてみると、ひぃ、ふぅ、みぃ、よ、八つほどありました。

甘夏は真冬の寒い時期に取り込んでから、強い酸味を抜くために2、3か月は寝かせます。この連休の前あたりがちょうど食べ頃という算段。

大きさが不揃いで、無造作に切り取り収穫した姿は、いかにも庭の果実です。ちょうど中ほどくらいの大きさのものを箱から出してみました。柑橘類特有の甘い香りがあたり一面に広がりました。。

さて食べ頃のものを選んで、と言っても、外見で味を見極める知識も技もありませんから、当然のことながら勘まかせ。色や艶、重さ、香りを較べてみて、いかにも美味しそうな雰囲気のものを二つ掴みとり、台所に向かいました。

外皮をめくると飛沫が霧のよう舞いました。甘夏の香りに噎せてしまいそう。窓を開けて風を少し入れ、皮むきを続けました。あらかじめ薄皮もすべて取り除いておいて一気に食べるのが好み。甘夏二個は平皿一杯分になりました。

夕食後に食べるように冷蔵庫にしまいました。

食事を終えて食卓に持ってくると、もうそれだけで甘夏の香りが漂いました。手前の一つを口に放り込みました。まだ少し酸味が立っていて、甘酸っぱいよりも少し酸っぱいに寄っている感じです。その分、後味が爽やかでした。

甘夏は面白い。あれほど甘い香りを漂わせていても口に入れると酸っぱいし、顔をしかめるほどの酸味も余韻は爽やか。そしてまた手が伸びるのですから。

見た目ではわからないことは、たくさんある。
先入観で物を見ないようにしようと思いました。

さ。

※雑感
外皮でオレンジピールならぬ甘夏ピールを作ってみました。そのまま摘まんで食べるように黒糖で煮たものと、茹でこぼして苦味を抜いて干して料理に使うプレーンなものと。陽気と乾燥した空気のおかげで早々に出来上がりました。甘夏ピール黒糖風味、見た目は焦げ茶色で枯れ枝のようですが、香りと苦味と甘みが混然一体となって美味しくできました。プレーン・ピールは細かく刻んで、米粉パンに練りこみました。

EMIRPs Today(2021-04-21)#1708 人口推計

おはようございます、さいとうです。

目黒の急坂を少年たちが駆け下りてきました。ざっと、30人は超える一団。トレーニングでしょうか、サッカーウエアにマスク姿での早朝ランのよう。

昨20日、総務省が人口推計を更新し発表しました。2021年4月1日現在の概算値で人口は1億2541人だそう。この一年間で、約52万人の減少が見られました。頭の中にある日本の総人口は、たしか10年ほど前のもので1億2800万人だったので記憶を上書き更新しなければなりません。

近年の人口変化を追いかけてみましょう。総務省は総人口概算値の他に、毎年10月1日現在の人口を確定値としています。その推移を並べてみました。

総人口は2010年の人口1億2806万人から2020年1億2571万へと、過去10年間で約235万に減少していることがわかります。年平均で23万人余り。これは毎年、渋谷区の人口とほぼ同じ人数が減少していることになります。

当該年 総人口(各提示)/年増減(対前年)
2010年 128,057,352人/-
2011年 127,834,233人/▲22万人
2012年 127,592,657人/▲24万人
2013年 127,413,888人/▲18万人
2014年 127,237,150人/▲18万人
2015年 127,094,745人/▲14万人
2016年 126,932,772人/▲16万人
2017年 126,706,210人/▲23万人
2018年 126,443,180人/▲26万人
2019年 126,166,948人/▲28万人
2020年 125,708,382人/▲46万人
出所)総務省 人口推計-2021年(令和3年)4月報-

年ごとの変化では、2017年以後の減少幅が増える傾向にあり、2020年には、前年よりも46万人減少していました。4月1日現在の概算値では対前年52万人の減少と表されていますから、人口の減少傾向は加速しているのでしょう。

人口構造変化による総人口の減少は以前から予測されていることですが、近年これほどまでに減少加速していることは、意識すべきと思いました。

さて、集団の少年たちからは、辺りの空気が踊りだしそうなエネルギーが溢れ出ています。鞄を提げて革靴でとぼとぼと坂を上る大人と対照的でした。

緊急事態宣言が、またまた発出される方向にあるようですが、何よりも、次代を担う若者たちを大切にしたいと思いました。

さ。

※総務省統計局
人口推計-2021年(令和3年)4月報-/令和3年4月20日
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/202104.pdf

EMIRPs Today(2021-04-13)#1702 種も苗も宝物

おはようございます、さいとうです。

メグ・ライアンが主演した映画「フレンチ・キス」では、ダイヤモンドを通関する目くらましに葡萄の苗木が使われていました。1995年の公開でした。

改正種苗法により、登録された種や苗の海外への持ち出しが禁止されました。

スーパーなどで見かけるので馴染みのある品種では、ぶどう「シャインマスカット」や苺「あまおう」、さつまいも「べにはるか」などがその対象だと話題になりました。4月10日から禁止された対象は、実に1975品種に及びます。

農水省の資料によると、登録品種は「育成者権者の許諾を必要とせず輸出可能な「指定国」、また、育成者権者の許諾を必要とせず国内で栽培が可能な「指定地域」」が定められます。

つまりは、開発に携わった育成者権者が、輸出先の国と日本国内で栽培してもよい地域を指定するもので、それ以外は禁止することにより、種や苗が海外に流出してしまうことを防ぐことが狙いです。

背景には、長い年月と労力、多くの資金が投じられた品種の流出があります。

例えば、同省の資料によると「シャインマスカット」は交配試験開始から18年をかけて商品化されましたが、その元となる親系統の交配品種である「安芸津21号」の選抜から数えると開発に33年の期間を要しています。

その「シャインマスカット」の苗木が海外に流出し、中国で、「陽光バラ」「陽光攻瑰」「香印翡翠」の名称で販売されていることが確認されました。発音が「シャイン」となる「香印((xiang yin))」を含む商標が登録されているといいます。さらには、韓国での栽培及び販売、タイ、マレーシア、ベトナム市場での販売も確認されました。

「フレンチ・キス」は葡萄が鍵となり幸せをつかむハッピーエンドでしたが、今や、希少品種の種や苗の知財や利権はおとぎ話では済まされないよう。
美味しいものは大切に護りたいものです。

さ。

※雑感
農水省の資料「改正種苗法について」に目を通すと、種苗の流出に関する現実は見聞きする情報を遥にしのぐ様相です。偽ブランド、コピー商品は買わないように気を付けることが出来そうですが、流出した種苗による商品については一般生活者には判別の術がないように思います。
1975品種のリストには、米から野菜や果実まで並んでいました。生活者一人一人が意識して向き合う必要がある問題かもしれません。

※コラムは農林水産省のホームページや資料を参考にしました。
農林水産省ホームページ
種苗法の改正について
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/shubyoho.html
改正種苗法について~法改正の概要と留意点/令和3年4月
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/attach/pdf/shubyoho-38.pdf
海外持出制限公示品種一覧(令和3年4月9日現在)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/attach/pdf/shubyoho-39.pdf

EMIRPs Today(2021-04-08)#1699 緑とともに暮らす


おはようございます、さいとうです。

連休が近づくと、角のお宅の門前に藤の鉢植えが置かれます。今年は開花が早かったよう、今朝のゆるい風に紫の花が揺れていました。

居間の胡蝶蘭がつぎつぎと花を見せ始めました。もう六輪目を数えました。例年よりは花芽が少ないですが、それでも、二鉢の六株にあわせて40、50粒はあります。真夏まで楽しめそう。

成長著しいのは株分けしたオーガスタ。親株もいるので、ぼくの中では2号と呼んでいます。左右の決まった方向に交互に差し出す長団扇状の葉も八枚ほどを数えて高さも1メートル半くらいなりました。

最近、中ほどの一枚の葉が黄色く萎れてきました。

四角い白色のプラスチック鉢に植えてあるのですが、どうも形がおかしい。上から見ると正方形だったはずなのに、葉っぱが向かう左右の向きに長くなり明らかに菱形になっていて、鉢の側面も臨月のお腹のようにぷっくりと丸い。根詰まりしているのかもしれません。鉢を少し大きくして、根を整えよう。

一番のおくては、なつめやし、実生で育てているデーツの木です。最初に芽を吹いてからもう2年を過ぎたのに、まだ、細長い葉が4枚しかでていません。田んぼの稲でいうと、田植えを終えて3、4週間頃の大きさでしょうか。

デーツは十メートルを超える大木ですから、もっと成長が早いだろうと覚悟して植えたのですが、となりのオーガスタと対象的で実にゆっくり育ちます。気候が合わないのか、実生で使った間口10センチほどの小鉢が窮屈なのか。それともその両方か。葉は元気なので鉢の問題が大きいかもしれません。

リビング・グリーンの中で、最速で走るオーガスタと最後尾を歩むデーツ。連休には、両者とも植え替えてあげよう。

さ。

※雑感
庭がない分、居間には観葉植物を置くようにしています。一点に絞ることも企みましたが、雑多なものが交じり合って作る世界が好きなので、幾種類かの植物を育ることにしました。高さも葉の形も色も違うものを選んで、暮らしの動線と日当たりや育ち具合をみながら位置をずらし居場所を探してあげます。十数年かけて、十数鉢の植物たちと一緒に暮らすようになりました。ゆっくりと、でも着実に環境に馴染んでいく植物の生き方に学ぶことが多い。

EMIRPs Today(2021-04-05)#1696 山あいの一本桜

おはようございます、さいとうです。

国道から折れると、そこは典型的な林道でした。路肩のすぐそばまで杉が迫り、つま先上がりの坂道が先の先まで続きます。

今日は、飯能から秩父に広がる奥武蔵の山間部にある桜の木に逢いに行きました。うぐいすの鳴き声が響きたり、せせらぎから水音がささやきます。センターラインどころかガードレールもない九十九折りをじわじわと登っていきました。

毛呂山町にある鎌北湖から、尾根伝いに秩父市街の北東に位置する定峰峠までを結ぶのが奥武蔵グリーンライン。埼玉県南部の平野部から奥武蔵の天辺へと標高をあげて800m級の峠を尾根で結んでいる林道です。

今日の目的地はその中ほど、八徳(やっとこ)という集落です。山肌の中腹に「やっとこの一本桜」という隆々とした桜の大木があるのです。

南に奥多摩あたりの山並みが両手いっぱいに広がり、尾根に出たことを教えてくれます。顔振峠(かおぶりとうげ)には、何軒かの茶屋が並んでいました。珍しい名前の峠は、絶景を何度も顔を振り返ることに由来すると言います。

標高が500メートルを超えたあたりで八徳への分岐点に着きました。尾根を離れて南斜面を下りました。やがて杉林が途切れ、一気に遠くが開けました。

道端でハイカーが三脚に500mmは超える望遠カメラを載せて構えていました。いよいよ、一本桜に逢える。自転車をとめて路肩に歩み寄りました。

足元の山肌に、武蔵の山並みを見守る満開の桜が咲いていました。駆け上がる風に、桜吹雪が舞い上がりました。

さ。

※雑感
数年前に一本桜を書いた際に、「やっとこ(八徳)の一本桜」を見に行きたいことに触れましたが、やっと見に行くことができました。天候や体調や桜の開花状況、はたまた仕事をにらめっこして遂に実現、「大人の遠足」でした。
舗装路も通っているので決して本格登山というほどではないのでしょうが、最寄駅からでも数キロは登る立地。足の便のよい一本桜のように花見客が鈴なりになることはないのでしょう。大切に育ってほしい大桜です。

EMIRPs Today(2021-03-31)#1671-1693 2021年3月配信分

EMIRPs Todayに毎朝おつき合いをいただき、誠にありがとうございます。

みなとみらいを通り抜けたときに、高層ビルに満開の桜が馴染んでいました。平成時代30年の間に、みなとみらい地区は大きなビル群で覆われました。

さて、白金あたりで高層マンション数本が競って立ち上がろうとしています。

階数は、45階建てと35階建てと26階建てと23階建て。縦に積み上げると、130層にもなります。

戸数は、1247戸、280戸、164戸、94戸だそう。こちらも合わせると、1700戸あまり。

他にも低層の高級マンションがいくつかあるよう。

近隣住民、生活者が一気に増えることになるのは間違いでしょう。テレワークが増えたとはいえ、白金高輪駅を使う人も増えるでしょう。

駅だけではありません。スーパーもコンビニも、レストランや飲み屋も、学校や病院、美容院などなど、生活シーンに登場しそうな施設や店舗は軒並み賑わうことになりそう。

令和時代に起きる、白金の新陳代謝。
どんなDXの仕掛けが組み込まれるのか、楽しみです。

さ。

2021.03.01 1671 港に待機する
2021.03.02 1672 川崎のモモ
2021.03.03 1673 目が語る
2021.03.04 1674 桜が咲くころ
2021.03.05 1675 特A米は53産地品種

2021.03.08 1676 トゥルーエンド
2021.03.09 1677 国産果実
2021.03.10 1678 通勤路を歩いてみよう
2021.03.11 1679 レジ袋有料、その後
2021.03.12 1680 ロング缶

2021.03.15 1681 かぼちゃの種
2021.03.16 1682 花粉と七癖
2021.03.17 1683 レクレーションの森
2021.03.18 1684 「会社員」の苦い記憶
2021.03.19 1685 カメラの由来

2021.03.21 1686 笑の伝え方
2021.03.22 1687 さくらとマンボウ
2021.03.24 1688 開幕、ロードレース
2021.03.25 1689 電気と鉄道
2021.03.26 1690 米粉パンの魔法

2021.03.29 1691 色、いろいろ
2021.03.30 1692 ヒノキも無花粉
2021.03.31 1693 白鞄、良く見える安心

EMIRPs Today(2021-03-31)#1693 白鞄、良く見える


おはようございます、さいとうです。

ひらひらと花吹雪の住宅街、束の間の夢心地で目黒通にでました。3つ向こうの信号がぼんやりしています、春の霞か、黄砂だろうか。

自転車通勤、ジテツウをしばしば組み合わせるようになってから、気になりだしたのが鞄です。もともと仕事の荷物は少ない方だと思うのですが、それでもPCとスマホ、筆記具と多少の身の回り品を持ち運びたい。

最初は、休日に使っているデイバッグに放り込んでみました。容量は十分。ところが、いかんせん真っ黒い布地なので、日が落ちてからは闇に溶けます。ウーバーの四角い黒箱を背負っている自転車配達人が夕暮れに見えづらくて、ひやっとすることが頻繁にありますので、黒い鞄は避けた方が良さそう。

では、目立つにはどうするのか。蛍光までは必要ないが白色か黄色の生地で、ヘッドライトや街灯に反射すると嬉しい。そんな都合の良い物があるのか。

後部や側面の一部に反射材を貼り付けた鞄はありました。洒落たデザインの割りには、反射角度が限られて目立ち度は乏しいように感じます。調べていくうちに、北陸にある雨具製造老舗が手がけるバックパックに行きつきました。

PVCラミネートした白いグロス生地は光が当たると、てらりてらりとします。ロール式の蓋で出し入れも簡単、さらに雨具で鍛えた防水ですから中袋不要。

背負った姿を後ろからみると、上半身がまるっと白く光っているようでした。そう、スターウォーズに登場するストームルーパーの鎧のようだ。

この鞄を使うようになってから、自動車が距離をとってパスしてくれます。昼でも、夜でも、無用に幅寄せされることがほとんど無くなりました。

はっきりと見えることは、安全、安心につながるのだと改めて思いました。

さ。

※雑感
鞄は、ピラルクというブランドのもの。使い始めてまだ数か月ですが不都合なことは何もなく、とても満足しています。まあ、雨の日は自転車に乗らない主義なので、防水機能を試したことはないのですが。手軽な日常使いにぴったりです。

EMIRPs Today(2021-03-26)#1690 米粉パンの魔法

おはようございます、さいとうです。

雨が降ったあくる日は空気が澄むので、絶好のジテツウ日和。目黒通に沿った満開の桜を愛で走り、朝からご機嫌です。

にわかに始めたグルテンカットもそろそろ一か月になりました。今年は花粉が手強そうなので、少しでも免疫力を高めようと取り組んでみました。

最近はグルテンフリーも普通に見聞きするようになりました。ネットを探ればアスリートや著名人が取り組んでいるという話題や誰かの体験記を簡単に掘り当てることができますし、通販でも対応を謳った食材がすぐに見つかります。

実はグルテンフリーに取り組んだのは今回が初めてではありません。小学生のころにアレルギーが年々酷くなっていき、食事の見直しを図ったことがありました。グルテンフリーという言葉こそ使わなかったもののまさにそれでした。

一週間ほどすると急速に症状が軽くなることがわかったので、期間をあけて、何度か取り組んだことがあったのです。それ以後も、どことなく体調がすぐれない時には、麺類やパン類など小麦を控えることを繰り返してきました。

さて、今回は新たな取り組みです。米粉を使ったパンを食べてみています。ミズホチカラという米粉を使ってオーブンで焼く、自家製パン。100%米粉ですから、まったくのグルテンンフリーです。

米粉パンの話をすると、何人かの友人から美味しいのかと尋ねられました。たしかに米粉パンはふんわり焼くのは難しいと言われることも多く、店舗で売られているものは食感を良くするために小麦を配合してあったりします。。

でも、大丈夫、美味しいです。
お米の食材としての能力はすばらしい。もう食パンには手が伸びません。
食いしん坊が言うのですから間違いないです。

桜の時期にジテツウしたくなるほど体調も整い、今日もご機嫌です。

さ。

※雑感
身体に入るものが体調や気分、思考に大きな影響を及ぼすと確信があります。科学的な根拠がなくとも、経験的にわかっていることは、自己責任で実生活に取り入れてみたいと思う気持ちが、年々強くなっています。

EMIRPs Today(2021-03-15)#1681 かぼちゃの種

おはようございます、さいとうです。

小ぶりですが、濃い色の皮はぼこぼことしっかりしています。別嬪なカボチャが手に入りました。

さっそく何か作ろうか、包丁を当てた途端に甘い香りが溢れだしてきました。半分に割ってみると実も種もわたもつやつや。種と絡んだわたの部分を大きいスプーンで取り出しました。実は料理しやすいように柵に切っておきました。

除けてあった種とわた、瑞々しい香りが立っているのはこちらのようです。わたの中に人差し指の爪ほどの白肌の種が、たっぷりと詰まっていました。そうだ、かぼちゃの種を炒って食べることができると思い出しました。

わたの中に埋まった種を、指先で弾くように取り出していきました。繊維状のわたが種を包むようにふんわりと抱えているだけなので、するすると外れていきます。どこか懐かしい指先の記憶、幼いころのおはじきの感覚が近い。

取り出した種子をざるに貯めて、周りについている滓をじゃらじゃらと洗い流しました。あとは、水気を拭き取り、平鍋で炒るだけです。

焦げ付かないように適当に動かしながら数分、表面が少し焼け色がついてきたので仕上がり。火を止めて器に入れると、湯気があがっていました。

粗熱が取れたところで、ひとつ摘まんで取り上げました。食べる段になって初めて思いの外に小さいことに気が付きました。指先で前後にひねると種皮が割けました。端っこを爪先で押すと小判型の薄い仁がするっと出てきました。

口の中に、ほのかにカボチャの風味がしたようでした。気のせいだろうか、続けて幾つか食べました。違わず香りが広がりました。

こんなに小さくても、存在を主張しているよう。
南の島のカボチャは逞しい。

さ。

EMIRPs Today(2021-03-10)#1678 通勤路を歩いてみよう

おはようございます、さいとうです。

今日は天気もよさそうなので、自転車通勤してみました。花粉が気にはなるけれど、春色の香りに包まれるのは気持ちが良いもの。

自宅と仕事場は道なりでも9キロほどですから、自転車ならば30分足らず。電車よりも、自動車よりも、一筆書きで短く結ぶことができるので、手元のサイクル・コンピュータが示す8.8キロがほぼ正しい最短距離のよう。

先日、運転中にラジオを聞いていたら、月に1回は都心の仕事場から自宅までを歩いて帰るようにしているとの投稿が読まれていました。健康のための運動ではなく、交通機関が動かなかったときに慌てないように備えだという。

ぼくの場合、たまたま自転車乗りなのでおおよその道は頭に入っていますが、普段、地下鉄で移動していたり、乗り換えで回り込んでいたりすると最短距離で歩ける道順を知るのは難しいかもしれません。

スマホの地図アプリを使うと案内はしてくれますが、坂道が少ない道順や路面の歩きやすい歩道とか、コンビニや飲食店など役に立つ店の有無が頭に入っていると、いざと言うときの安心感につながることは間違いないでしょう。

移動が速くなると目に入る景色は遠くのものばかり。新幹線よりもローカル線の鈍行の方が、自動車よりも自転車の方が風景の情報がたくさん見えますし、歩いて移動すると手を伸ばせば届く範囲の様子までも楽しむことができます。

9キロならば、ぼくの足でもせいぜい2時間くらいか。途中には、目黒の権之助坂や金毘羅坂、柿の木坂やどぜむ坂などもあるのでもう少し時間がかかるかもしれない。

一度、往来の少ない休みの日にでも歩いてみよう。

さ。

※雑感
信号待ちをしていると、横断歩道を渡ってきた女の子がじっと見てきました。黒いヘルメットとサングラスのせいか、赤いジャケットのせいか興味津々のよう。横断歩道が終わろうとしているのに首だけがこっちを向いたままです。にっこり、首を傾いでみました。小さな手を振ってくれました。

EMIRPs Today(2021-03-01)#1671 港に待機する


おはようございます、さいとうです。

2月締めの朝活ポタリングは、ゆるゆるといつもの横浜往復。大桟橋には「飛鳥II」が停泊していました。ああ久しぶりに目にする大型船。

自転車を押して山下公園の花畑の横を歩いていると、同じくマスク姿でゆっくりと歩く人々から、あれは飛鳥じゃないの、飛鳥が停まっているなあなどと、桟橋から巨体を覗かせるクルーズ船を語る声が聞こえてきました。

横浜港のホームページによると、飛鳥IIは2月5日に入港し、3月11日に出航を予定する回航。しばらく前から着岸していたのでしょう。

回航は電車やバスの回送と同じように、目的の場所まで船を向かわせる運航のことで、お客を乗せたクルーズ航行ではないよう。

郵船クルーズは2月3日のお知らせにて2月20日から3月10日までの飛鳥クルーズは中止すると発表していました。横浜を発ち熊野や駿河を巡る週末クルーズや、名古屋、神戸、高地、別府などをめぐるクルーズが対象のようでした。その後は、3月12日以後にクルーズ予定がびっしり続いていました。

さて大阪府など6府県で緊急事態宣言は解除され、首都圏も解除を睨む動き。3月に入り、地域によっては卒業式が始まり、オンライン授業を頑なに護った首都圏にある大学でも、工夫をこらして卒業式を開催するとの話も聞きます。

多摩川堤では、すでに咲き始めた桜もみられました。
新しい生活様式が花開く、そんな3月にしたいものです。

さ。

※雑感
評判の食堂によるグルメライドでもなく名所を観光するツーリングでもなく、適度な運動を継続するように一人で黙々とソロライドを続けていますが、それでも路傍の草木を愛で、遠くに富士山の姿を拝み、逆光の水面を望むと、ああ、季節は巡るものだと実感します。今年は、ことさら桜が楽しみです。